ストーリー

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目次 [edit]

世界観 [edit]

はるか未来、
人類はあまたの星々に根付き、離散、集合を繰り返し、星間国家を築きあげていった。
国家の運命を握るのは、航海者達によって切り開かれていった宇宙航路。
海賊が跋扈し、宇宙海流に翻弄され、幾多の勇敢な航海者達が命を散らしていったその路を人々はこう呼んだ。

無限航路――

航海者たちの血によって贖われ続ける限り、永遠に果てのない航路と…

本編ストーリー [edit]




以下、若干のネタバレを含むので閲覧注意


01 The departure 序章 -旅立ち- [edit]

「僕をゲートの向こうへ連れて行ってくれませんか?」

小マゼラン銀河の辺境に位置する惑星ロウズ。
そこは、領主が発令した「航宙禁止令」によって、住人が宇宙へ出ることを禁じられた星だった。
ロウズに住む少年ユーリは、高名な冒険者だった亡き父の遺志を継ぎ、世界を変える力を持つという『エピタフ』の謎を解くべく、宇宙へ旅立つことを決意する。
“打ち上げ屋”と呼ばれる人物に連絡を取り、毎夜夜空を見上げその迎えを待つユーリ。
ある夜、ユーリの目の前にとうとう迎えの艦が降り立つ。
その艦を操縦していたのは、トスカ・ジッタリンダと名乗る女性。
トスカの協力を得たユーリは、ロウズの上空警戒網を打ち破り、ついに宇宙へと旅立つことに成功したのだった。

02 The confluence -出会い- [edit]

「おらっ!カンネンしてエピタフを渡しやがれっ!」

惑星バッジョの酒場でトスカとくつろぐユーリ。
そこへ「エピタフ」のウワサを聞きつけた不良グループのリーダー、トーロが襲ってくる。
トスカの助けもありエピタフを護りきったユーリだが、トーロとはこのことが縁で、この後深く繋がりを持つことになるのだった。

03 Ballantine -巨大な壁- [edit]

「面白い、返して欲しければ力づくで来い」

宇宙を股にかけて旅する大海賊ヴァランタイン。
その名は0Gドッグにとって畏怖の対象であり、彼の乗艦「グランヘイム」は宇宙最高の船といわれている。
多くの者達にとって伝説の中の存在である大海賊と、エピタフの巡り合わせにより出会ってしまったユーリ。
その出会いは、宇宙全てを巻き込んだ波乱への幕開けに過ぎなかった。

04 Tosca Zitterindera -導く者、見守る者…- [edit]

「これ以上“子坊”を利用しないでほしいんだ」

ユーリ達の立ち去った後――
一人残ったトスカは、司令部の一室でオムス・ウェル中佐と対峙していた。
トスカ:「アンタに今のうち言っとくよ。今回のことが解決したら、これ以上“子坊”を利用しないでほしいんだ」
オムス:「利用…?」
トスカ:「そうさ。ここの軍が改革派、保守派…。そして地方軍まで加えて、グダグダ勢力争いしていのは知ってんだ。だからアンタはしがらみのない“子坊”たちを利用して、問題を解決しようってんだろ?」
オムス:「む…。否定はしないが…それだけだと思ってほしくはないな。わたしなりに、彼を気に入っているのも事実だ」
トスカ:「そういうことにしとくよ。でもアンタの頼みはこれっきりだ。あのコをやっかいな政争にまきこみたくはないんでね」
オムス:「…了解した」
わずかな間の後、どこか無機質な声で答えるオムス。
その返事を無言のまま頷いてみせると、トスカは部屋を後にした。

05 Brother and Sister -兄妹- [edit]

「兄さん…せっかく会えたのに知らない人みたい…」

ルードの酒場――
ようやく再開した兄、ザッカスに喜び勇んで話しかけるティータ。
だが、返ってきたザッカスの返事はよそよそしく、冷たいものだった。
「兄さん…せっかく会えたのに知らない人みたい…」
共に仲睦まじく暮らしてきたはずの兄の態度に俯くティータ。
だが、ザッカスには、軍の人間として果たさねばならぬ密命が下っていたのだ。
もう一組の兄妹の運命が、今、大きく変わろうとしている…。

06 Rival -好敵手- [edit]

「いつも一人でやってきたけどよ、たまにゃ、こういうのも悪くねぇな」

カルバライヤ宙域で航海を続けるユーリは、初めて同年代の艦長と出会う。
ギリアスと名乗るその少年は、やはり徒手空拳から艦長となった身でありながら、ユーリよりもはるかに優れた艦艇を乗りこなしてきた。
そんな彼に対してユーリは共感と共に、嫉妬めいた感情を抱くのだった…。


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