サ行

[Contents]

サークル・オブ・メジャイ(DAO)

魔道士達の集団のこと。
DAOではカレンハド湖の中心にそびえ立つ塔を中心とした島で暮らしている。
魔法の素質がある者はここに集められ、管理と監視の下で然るべき教育を受ける。
魔道士はフェイドを通じて悪魔に精神を乗っ取られた「悪鬼」となる可能性があるため、
常にテンプル騎士団に見張られ、その一生はほぼこの塔に囚われたものとなる。
教会の管理下にない魔道士、禁じられた魔術、「ブラッドマジック」に手を染めた者は
「背教者」として聖句箱の血をもとに追跡を受け、処刑される。

危険思想を持つとみなされた魔道士はその精神をフェイドと切り離され、
感情のない「静者」となる儀式を行われる。
DA2の舞台、カークウォールではかつて奴隷を収容していた「処刑塔」を再利用しており、
騎士隊長メレディスの方針もあって非常に厳しい扱いを受けている。

ザスリアン(DAO)

プレシリアンの森に居住するデイルズエルフの伝承者。
過去に人間に息子を拷問されて殺され、娘は犯されて子供を身ごもり、その後娘は子供を産み自殺した。
その悲劇から人間たちを恨むあまり、狼を媒介として精霊(森の女王)を召喚するブラッドマジックによる呪いを敢行しウィサーファングを生み出した。
その後、呪われたウェアウルフ(元人間)の子孫達は復讐としてデイルズエルフを襲撃。
結果的にデイルズエルフに呪いが感染することとなったが、ザスリアンは自身に都合の悪い過去の真実を隠したまま
グレイ・ウォーデンにウィサーファングの心臓を入手するよう要請してくる。
過去の事件に無関係な人間やデイルズエルフにまで呪いを感染させた元凶であり、
結果としてブラッドマジックにより自分の寿命を延命させ、現在まで生きている。

戦闘となると強力なブラッドマジックや氷系の魔法を駆使してプレイヤーを苦しめる。が、ブラッドマジックはその性質上、体力を勝手に減らしていくので割とあっさり倒せたりする。
むしろ、味方にしたときの方が、無差別に範囲魔法を使ってプレイヤーを苦しめるだろう。

サマーソード(DAO)

騎士カウスリエンの愛剣。元々は、オーレイ人が所有していた物をロゲインが戦利品として持ち帰ったもの。
スターファングを除けば最高クラスの両手剣で、攻撃時に敵をノックバックさせることがある。
非常に強力な武器だが、必然的に入手は後半になるのが欠点。

サムソン(DA2)

夜の港で物乞いをしている、元・テンプル騎士の男。
メレディスのやり方について行けず、テンプル騎士を辞めた経緯がある。
テンプル騎士を辞めた後は物乞いをしつつ、
サークルから逃走したい魔道士たちにスラスクと共に手を貸しており、
フェンリエルの逃走を手引きし、レイナー船長に彼の身柄を渡したのも彼。

3章では主人公の選択により、テンプル騎士に復帰することになる。

サレバス(DA2)

クナリ族に生まれた魔道士。テンペストなど強力な攻撃魔法を使ってくる。
だが身体には仮面や首輪を始めとした拘束具が付けられ、口は縫われていて言葉を発することも難しい。
ほとんどの者はキュンの教えに従って従順であるが、何か不始末をするとあっさり処刑されてしまう。
これらの措置はテヴィンターの魔道士、特にブラッドマジックによって心身を操る魔法に対しての警戒と教訓から来るものと思われる。

サンダル(DAO,DA2)

エンチャント坊や。
ボーダンの義理の息子で、サヴァン症のようなものに掛かっているらしい。
最終局面での登場シーンの衝撃から、様々な憶測が飛び交う。
ウィッチハントのサークルタワーで登場し、父親とは別行動で商人をしている。
エンチャントを選ぶと喜ぶが、断ると瞬時に無表情になる。
相変わらず「エンチャントメント!」くらいしか話さないが、意思疎通は出来ているのだろうか?
(一応他の言葉を喋ることもある。初登場の時の挨拶とか。)


DA2では、たどたどしいが普通にしゃべるようになった。
第二章以降では親子共々主人公宅に居候している。
前作同様、一人でオーガや悪鬼の群れを倒していたり、相変わらずの戦闘能力を持っていることが伺われるシーンがある。

シアニ(DAO)

デネリムの異民族区で暮らすシティエルフの女性。なかなかの美人。
勝気で男勝りな性格。シティエルフの現状に満足していない。

シティエルフ出身の主人公は、彼女とは従姉妹であり親友の間柄。
シティエルフのオリジンクエストでは、ヴォーン達に弄ばれたらしく、弱々しい姿を見せる。
あの状況では無理もないことではあるが・・・ 後にそのことは主人公の遺恨となる。
エンディングによってはヴァレンドリエンの後を継ぎ、異民族区の古老となる。

シェイマス・デュマー(DA2)

カークウォールを治める、デュマー子爵の息子。
クナリ族の教義に興味を持ち、クナリ族に接近を図る。そのことがデュマー子爵の悩みの種になっている。

2章において、クナリ族に街の敵意を向けさせようと策略をめぐらす、
教母ペトリスに利用されて殺害されてしまった。

シェイル(DAO)

DLC「囚われた石像」にて仲間にすることができるゴーレム。
持ち主であったウィルヘルムがシェイルの動きを封じたまま死亡してしまい、誰も再起動の方法を知らなかったため意識はあるのに身動きがとれないという状態に。
その間、人間達には好奇の目で見られ、鳥達には格好の止まり木として利用され続けたため、両者に対してはあまり良い感情を抱いていない。
特に鳥に対しては異常のまでの怒りと憎しみを抱いている。

敵として登場するゴーレムと比べると小柄だが、これはウィルヘルムの妻がノミでシェイルの身体を削ったため。
身体をクリスタルで装飾することができ、クリスタルの種類によって特殊な効果を得られる。
本人にとってはクリスタルが数少ないオシャレの手段である模様。

オーズマーのメインクエストで詳しく語られるが、シェイルも元はドワーフであり金床によってゴーレムへと改造された。
また、シェイルの個人クエストで、ドワーフの女性であり「志願兵」として自ら命を差し出したことが明らかとなる。

外見とは裏腹に繊細な部分があり、会話選択肢には気を配る必要がある。
単に誉めたり、殊更気を遣うような会話だとかえって気を損ねたりして面倒な部分も。
基本的に戦闘以外には無関心であり、スタンやモリガンのように主人公の選択に対して文句を垂れることはあまりない。
ただ、ホンリスでの経験から、人間、特に魔導師を嫌っており、魔導師を擁護するような態度を取ると機嫌を悪くする。

ゴーレムであるため、食欲や睡眠欲が存在せず、また痛みも感じない。
生物の頭を粉砕することと、害獣(鳥)駆除に喜びを見出しており、噴出し会話でも度々話題に上がる。
無論そのことについてのためらいや反省はなく、アリスターやウィンからドン引きされることも

戦力としても優秀。攻撃役にも、タンク役にもなれる。
申し分ない活躍をしてくれるが「投石マスタリー」のバグが痛い。

ジェヴェン(DA2)

アヴェリンの前に、カークウォール衛兵隊長を勤めていた男。
汚職に手を染めており、部下を賄賂の運び屋に使い、危険に晒していた。
その後主人公とアヴェリンの手により投獄されるが、
3章で再登場し、復讐の為に彼に同調する者達を率いて襲ってくる。

ジェサン(DA2)

薔薇の館で男娼をしているエルフ。ニネットのお気に入りで、彼女の身を案じている。
彼を買春することもできるが、パーティーにベサニーがいると激怒する。

ジェニティヴィ修道士(DAO,DA2)

アンドラステの遺灰を納めた聖なるアーティファクト「聖灰の骨壷」の在処を突き止めた旅好きの修道士。
数々の民間伝承の研究書を出版している。実際、コーデックスの多くに彼の名前を見ることが出来る。
ヘイブンの村の教会に重症を負った状態で囚われていたところを、主人公に助けられる。
プレイヤーの選択によってはエンディングで、
さらなる骨壷調査のために探検隊と資金が彼に与えられたことが語られる。
その探検隊には、レリアナも参加予定。
別の展開では調査した遺跡に遺灰が無かった為に嘘つき呼ばわりされて自殺。
主人公の独断によって口封じのように殺害されたりもする。


DA2でもコーデックスの著者として彼の名前を確認できる。
多くの著作を残しており、旅好きの面目躍如である。

シェムレン(DAO,DA2)

エルフ語での人間への蔑称。略称で『シェム』とも言われる。
人間を歓迎しないデイルズエルフから特によく言われることとなる。
余談だがドワーフは『ダージェンレン』と言う。

ジェンロック(DAO)(DA2)

元がドワーフのブルードマザーから生み出されたダークスポーン。
比較的小柄で、ダークスポーンの群れの中では一番数が多い。
ダンカン、ロゲイン、モリガンと共に、なぜかジェンロックのフィギュアが商品化されている。


DA2に登場するジェンロック・アルファは大型の鋼鉄の盾を装備しており、
突進攻撃を繰り出す他、正面からの攻撃に対しては無類の強さを誇る。

シグルン(DAO)

Awakeningでのパーティメンバー候補。
オーズマーの無階級市民出身で、死の軍団に志願した女性ドワーフ。
無階級民として生まれたがゆえに、自身の価値を証明することを戦いの目的としている。
ノットウッドの丘にてダークスポーンに拉致されそうになっていたところ、主人公たちに助けられ仲間になる。
その後「血の儀式」を生き延び、史上初(?)の死の軍団とグレイ・ウォーデンを兼務する戦士となった。

死の軍団員であることからダークスポーンに対する敵愾心は高く、
アーキテクトと協力関係を結ぶとパーティから外れ、敵対してしまう。

死の軍団(DAO)

地底回廊の死の前線(対ダークスポーン戦線の最前線)で活動するドワーフたちで構成された決死隊のこと。
例え出自が犯罪者だろうが無階級民だろうが、彼らは訳隔てなく受け入れ、共に死の最前線へ向かうという。
入団の際には団員の葬式を行うことが慣わし。
扱い上、死刑の代わりに送られる最果ての部隊であるが、クエストによっては文献がまとめられ、
オーズマーの記録館に綴られることになる。現在の団長は地下回廊で出会うことになるカードル。
Awakeningでは死の軍団出身の女性ローグ、シグルンが仲間となる。

ジャヴァリス・ティントップ(DA2)

アリショクとの火薬の取引を目論むドワーフの商人。
無礼かつ、ある種の豪胆さを感じさせる個性的な物言いが特徴。
人間のことを「犬使い」、クナリ族のことを「牛頭」と呼んで馬鹿にしているが、
ヒューバートと同じく、どうにも憎めない人物である。

ジャヴィア(DAO)

オーズマーのダスト街を根城とするならず者集団、「カルタ」の女首領。
高い戦闘力を持ち、「隠密」と強力な罠を用いて主人公たちを翻弄する。
前首領のベラート亡き後、組織をさらに強固にまとめ上げる力量を持ち、
彼女亡き後も彼女の崇拝者たちが弔い合戦を仕掛けてくるなど、カリスマ性も高い。

ジャスティス(DAO,DA2)

Awakeningでのパーティーメンバー候補であるフェイドの精霊。
名前はなく、自身の正義を貫く信念に基づき、「ジャスティス」と名乗っている。
フェイドのブラックマーシュにて、男爵夫人により長年フェイドに囚われた状態になったままの
村人たちの精神の解放を求め、男爵婦人に反旗を翻していたところ主人公たちと出会う。
その後、男爵夫人の魔法の巻き添えを食らって主人公たちの精神と共に現実の世界に送られてしまい、
グレイ・ウォーデンの男性であるクリストフの死体に憑依し、仲間に加わる。
グレイ・ウォーデンに加わってからは、クリストフの仇を討ち、
クリストフの妻であるアウラの心を慰めることを戦いの目的としている。

ダークスポーンを絶対的な悪と考えており、アーキテクトと協力関係を結ぶとパーティから外れ、敵対してしまう。
初めて訪れた生命ある世界の美しさに感動する様子を時折見せ、特にリリウムの美しさに心を奪われている。
また、クリストフの肉体に残る彼の記憶も共有しており、
彼とアウラの、お互いを想い合う愛の記憶を羨ましく思っている。

自身の正義を他人に押し付ける傾向があり、疎ましく思われることも多々あるがそれはご愛嬌。

マザーを討伐してからもグレイ・ウォーデンとして数年戦い続けたが、
ある時ついに首を落とされ、クリストフの肉体は地に倒れる。
そのことでようやくアウラは喪に服すことができた。


『DA2」ではアンダースに憑依した状態で登場する。
ほぼ完全にアンダースと同化しているため、ジャスティスだったものの人格が登場することは殆どない。
ただしフェイドに進入するイベントにアンダースを連れて行くと、ジャスティスの人格が表に出てくる。
アンダースの持つテンプル騎士への怒り、世界の魔道士迫害に対する憤慨が影響して、"ジャスティス"は"ヴェンジェンス"(復讐)と呼ぶべき存在となっており、
アンダースの性格にも影響を与えてしまっている。また、時を追うごとにアンダースも自身を制御できなくなっており、
暴走して救うべき人間すら殺害(選択次第で未遂)するシーンまである。
物語中、アンダースの行う行為がどこまでが彼の影響だったのかはユーザーが判断するしかない。

メリルの言う「良い精霊などいない、皆危険なの」という言葉の代表格となってしまっている。

ジャネカ(DA2)

DLC「レガシー」に登場するウォーデン上級兵の女性魔道士。
闇の賢者コーリフィウスの封印を解き、自身の精神に縛り付けて支配し、
ブライトに対する最終兵器にしようと考えている。
しかしそれはすべて、コーリフィウスに操られた上での行動であったことが後に判明する。
ホーク家の血を狙い、カルタを雇って襲わせたのは彼女の差し金。
ジャネカ側についた場合のみ生き残り、事件解決後は自身が操られていたことを悔やみ主人公らに謝罪する。

修道士セオヒルド(DAO)

デネリムの教会前に立ち、オスタガーでの戦災者のために聖歌の一節(変容の書・第十節)を唱えている老修道女。
聖歌の一部の言葉を誤って唱え、脇に立つ教母パーペチュアにたしなめられている。
一瞬ボケているのかとも思われるが、実際は変わったユーモアを持つ率直な物言いの老女であるようだ。
2人の様子はまるで漫才コンビである。
デネリムのサイドクエストではとある人物の協力者をしており、一瞬だがただ者ではない雰囲気を見せる。

自由連邦(DAO,DA2)

ウェイキング海を挟んでフェレルデンの北側にある連邦国家。商業国家。
特定の首都/首府を持たない連邦制を取っている。
Awakeningのナサニエルが留学していた。DA2の舞台となる地域。

主人公(DAO,DA2)

3つの種族と6つの出自から主人公を選択できる。
DA2の主人公はホークを参照

人間貴族(DAO)

ハイエヴァーを治めるクーズランド公爵家の次男、または長女。
家族構成は父・ブライス、母・エレノア、兄・ファーガス、義姉・オリアナ、甥・オーレン。
友人として騎士ギルモア。乳母は料理長のナン。学校で歴史を教えている修道士アルドスは恩師。
ケイラン王の要請により城の大部分の兵士が兄と共にオスタガーへ出陣した夜に、
ハウ伯爵の裏切りにより城に残っていた一族や家臣を皆殺しにされてしまう。
その時に共に城を脱出したダンカンにより徴兵され、グレイ・ウォーデンに加わる。
貴族出身であることから、男性だとアノーラと、女性だとアリスターと結婚できる。
男性の場合、Awakeningでハウ伯爵の娘であるデライラと会った際に「高慢で嫌い」と言われる。

シティエルフ(DAO)

デネリム異民族区出身。
家族構成は父・シリオン、母・アダイア(故人)。友人としてシアニ、ソリス、ネサなど。
伝統的な見合い結婚の式を迎えた当日、ヴォーン男爵の乱入により婚約者または自身が邸宅に拉致されてしまう。
その後ヴォーンの手からは逃れるものの、異民族区に災いがもたらされることを懸念し、
ダンカンに徴兵されてデネリムを離れオスタガーへ向かい、グレイ・ウォーデンに加わる。
母親の激しい気性を受け継いでいるため、特にオリジンクエストでは好戦的な会話選択肢が多い。
シティエルフの主人公の公式イラストでは、血まみれの花嫁姿でナイフを構えるエルフの女性が描かれている。

デイルズエルフ(DAO)

デイルズ出身。父親は主人公の部族の以前の伝承者。母親は別の部族の出身。
母親は自身の部族の伝承者から結婚を認められず、2人は人目を忍んで逢瀬を重ねていた。
しかしある日、2人は人間とシティエルフの盗賊に捕らえられてしまい、父親は殺害されてしまう。
母親は解放されたが、悲しみの余り心を蝕まれ、主人公を産んだ後に月明かりの中へ失踪。
主人公はその後、部族の女性であるアシャルに育てられる。
成長した主人公は友人のタムレンと共に謎の洞窟を発見、内部を調査する。
奇妙な鏡を発見し、それに触れたタムレンが失踪する。
洞窟内部で出会ったダンカンにより徴兵され、穢れの治癒も兼ねてグレイ・ウォーデンに加わる。
デイルズエルフの主人公以外でプレイしているとDLC「ウィッチハント」で仲間になるアリアンから、
穢れを治療できずに死亡したことを教えられる。
DA2で登場するメリルとは、同じ部族の出身。

メジャイ(DAO)

サークル・タワー出身であり、試練を最短記録で突破した期待の新人である。
サークルを恋人と共に脱走しようとしている友人のジョワンに協力、
またはアーヴィングの命令の元に行動したため、テンプル騎士団に目を付けられてしまう。
その後、ダンカンにその有能さを認めらたことから徴兵され、グレイ・ウォーデンに加わる。
主人公がメジャイ出身の場合、アンダース、ウィン、フィン、モリガンとの会話が色々と変化する。

ドワーフの貴族(DAO)

オーズマーのエデュカン家の次男、または長女。
家族構成は父・エンドリン王、兄・トライアン、弟・ベイレン。腹心としてゴリム。
ベイレンの謀略により兄殺しの汚名を着せられ、身分を剥奪されゴリムと共にオーズマーを追放されてしまう。
その後、地底回廊に単身放置されたが生き延び、ダンカンと合流してグレイ・ウォーデンに加わる。
男性でプレイしてオリジンクエストで貴族狙いの女性と仲良くなっておくと、
後にオーズマーに立ち寄った際に再会し、子供ができていることを伝えられる。
その場合、子供を認知して身分を保証するために奔走することになる。
エンディングではゴリムから名誉を取り戻しオーズマーに戻ることを許され、パラゴンに任命されたことを伝えられる。

ドワーフの平民(DAO)

ドワーフ社会の最下層である、無階級層出身。
家族構成は姉・リカと母親。友人としてレスケ。
日々の生活のために姉と共に、犯罪者集団カルタの親玉であるベラートに仕えている。
闘技場の賭け試合に勝たせるために工作を依頼されるが、泥酔していた戦士の代わりとして試合に出場。
決勝戦まで勝ち抜くも闘士本人が現れて身代わりがバレ、ベラート達に拘束される。
牢屋から脱獄し、ベラート達を返り討ちにして町中に出てきた所を、
試合の様子を見ていて目を付けていたダンカンに徴兵という形で保護される。
他の主人公でプレイすると、捕らえられた牢の中で死んでいる。(レスケは生きている)

シュモープルズ(DAO)

レリアナのペットであるナグの名前。
オグレンとの会話で明らかとなるDAOトリビアの1つ。
ちゃっかりエンディングでも登場する。

ジョワン(DAO)

サークル・オブ・メジャイ出身のブラッドメイジ。
メイジ主人公だとオリジンクエで彼と行動を共にする。

サークル内で自分の聖句箱を破壊して逃亡した後、ロゲインにそそのかされ、
息子の家庭教師として遣わされたレッドクリフ城でイーモン伯爵に毒を盛る。
伯爵の息子コナーを助ける際には、フェイドで彼を操作して行動することが可能。もっともろくな装備も薬も持たない彼だと色々大変だが。
裁きを受ける段階では、逃げることに疲れ、死刑すら受け入れる心境になっている。
メジャイ出身の場合は彼とは親友の関係であり、再会時の会話で、ブラッドマジックに手を出したのは君の才能が眩しかったから、と言われる。

基本的には善良な人間であるが、やることなすこと周囲を巻き込んでろくな結果にならない。
余談だが、サークル魔導師のフィンによれば、非常に達成困難であり、達成してもろくなことにならない物事に挑戦することを『ジョワン』とサークルでは呼ぶようになったらしい。

シリオン(DAO)

シティエルフのオリジンクエストに登場する、主人公の父親。
ウォーデン候補だった母親から仕込まれた武芸の腕は、
トラブルの元になるからと婚約者には隠しておくようにと主人公に忠告する。
主人公が徴兵されオスタガーに向かう別れの際に、
「お前や孫に囲まれて暮らすことを夢見ていた」と嘆く。
エンディングや戴冠式時の展開によってはシティエルフの自治が認められ、
シリオンは初の男爵となり、諸侯会議に出席する権利を与えられる。
シティエルフ出身でブラッドメイジと取引した場合、その他のエルフと共に生命力を吸い取られて死亡する。
実の父親ですら自らのHP増幅の糧と出来る選択肢があるのがDAOの凄いところ。

真実の探求者(DA2)

ヴァル・ロヨーに本拠を置く組織。
テンプル騎士団の職務の調査などを行い、行き過ぎた行為(魔道士狩り)の歯止め役となっている。所謂内部監査役。
第1次ブライト終了後に設立されており、かなり歴史と伝統がある組織。
DA2ではレリアナやカサンドラが所属している。

真珠亭(DAO)

デネリムにある売春宿。
女主人サガンが仕切っており、男・女どちらも買うことが可能。
両方を選ぶと真ん中に性別の怪しい相手が加わり、「期待している」で特殊プレイが楽しめる。

スウィフトランナー(DAO)

森の女王に仕えるウェアウルフたちのリーダー格。
非常に好戦的な性格をしている。
呪いを解いて人間の姿に戻した後、報酬を要求すると戸惑いながらも「スウィフトランナーの盾」をくれる。
DA2では元ウェアウルフだったという人間が登場するが、それが彼かどうかは不明(服装は同じ)。

スケッチ(DAO,DA2)

「レリアナの歌」で仲間になるエルフの魔道士。
「レリアナの歌」後、どうなったか言及されていなかったが、DA2「大ざっぱな仕事」にて生存が確認された。

スタークヘイヴン(DA2)

自由連邦の都市国家の1つで、アリスター追放時の亡命先。
セバスチャンの故郷。

スターファング(DAO)

特殊な素材(スターメタル)で作られた最強クラスの片手剣or両手剣(選択可能。)
街道のランダムイベントで拾った隕石をソルジャーズ・ピークの鍛冶屋に持っていくと製作してもらえる。

ちなみに隕石が入手できる街道のイベントは、スーパーマンのオマージュ。
残念ながら、Awakeningには持ち込み不可。

スタン(DAO)

クナリ族の戦士。『スタン(sten)』というのは職位であり本名ではない。
仲間たちをダークスポーンに皆殺しにされ、自身は農民の一家に助けられ一命を取り留めるが、
剣と仲間たちを失ったことで恐慌状態に陥り、恩人たちを虐殺してしまう。
その罪によりロザリングで牢に収監されているが、何らかの方法で助けると仲間になる。
クラスは戦士で、両手剣が得意。サブクラスが1個しか選べない点が痛い。
主人公たちとは生きてきた文化が異なるため、会話を噛み合わせることが非常に難しい。
非常に寡黙であり厳粛な雰囲気を漂わせているが、好感度を上げ、個人クエストを完了させることで打ち解けてくれる。
同じ生まれながらの戦士としてマバリ犬に親近感を抱いている。
クッキーなどの甘いものや小動物を好み、そのことをレリアナにからかわれている。ホンワカ!
その際、「人間なんて大嫌いだ」と嘆く。絵画の鑑定眼を有する。

『DA2』では登場しないが、ロザリングで彼に殺された一家とホーク家とは親交があったらしいことが会話で語られる。

ステン(DA2)

DA2ではスタンからステンに呼び名が変更されている。
ステンというのはクナリ族の階級であることが判明し、DAOでの本人の弁が正しいことを証明している。
『DAO』の本人は登場しないが、クナリ族の敵キャラとして『ステン』が登場。

ストラウド(DA2)

ベサニーorカーヴァーを連れて地底回廊に行くと登場するグレイウォーデン。
展開によっては彼に穢れの治療を頼むことになる。
立派なヒゲが印象的で、アンダースとは顔馴染み。
2章ラストのクナリ族との抗争時にも登場し、少しだけ援軍として戦ってくれる。

スラスク(DA2)

カークウォールのテンプル騎士。カークウォールでは珍しく魔道士寄りの立場を取る騎士であり、
サークルに馴染まない魔道士の逃走も手伝っている。
(娘のオリヴィアが魔道士であることも関係している)
3章ではケーランやサムソンたちと共に、グレイスらスタークヘイヴンからの逃走魔道士たちと協力し、
メレディスに対して反旗を翻そうと計画。
しかし主人公たちの姿を見て激昂したグレイスのブラッドマジックの餌食となり死亡した。

聖句箱(DAO)

聖句(聖書)を納めた小箱の意。
ただし、ゲーム中では主に、サークルに所属している魔道士の血を保管したものを指す。
これがあれば、その血の持ち主がどこにいても居場所を知ることが出来るため、
サークルを脱走した魔道士を追跡するために使用される。
あるいは「聖句箱」よりも「形見」と訳すほうが適切か。

静者(DAO)(DA2)

フェイドから完全に切り離され、悪魔の影響を受けなくなったかわりに、一切の感情と魔力を失った魔道士を指す。
魔道士の才能に乏しく悪魔に抗しきれない者や、またはジョワンのような危険思想を持つ者が対象とされるが、
儀式に対する恐怖から、自ら進んで静者となる者もいる。

静者は、感情と魔力を失う代わりに高い集中力を得、ドワーフにも匹敵する職人になれるとされ、
そのエンチャント技術において、サークルに欠かせない人材である。
サークル・タワーには倉庫番をしているオウェインがおり、悪鬼に溢れて死体が転がる中でも平然と掃除をしている。
恐怖やパニックという感情すら起きない彼らは、ただ事件の解決を待っているだけなのであろう。
DA2ではリリウムの焼き印を額に焼き記すという手順が明らかになっている。

DA2ではテンプル騎士に刃向かう者や異議を唱える者、はたまた口封じやただの見せしめのために無理やり静者にされるケースが散見され、
静者化はテンプル騎士の横暴の代表例とされる(メレディスにいたっては静者にした魔道士を秘書代わりにしている)。
「静者とされるのは死よりも辛い」等、魔道士サイドのキャラが恐怖を覚えている描写がDAOよりも目立つ。

聖灰(DAO)

聖女アンドラステの遺灰。
所謂「聖遺物」で、伝承の中には登場するが現存するかは未確認のもの。

この聖灰はあらゆる難病に効くという伝承も多い。そのためイーモン伯の部下がこれの行方を探している。

本編終盤で主人公が聖灰を発見するが、そのことを世間に公表するかどうか選択することになる。
また聖灰自体を汚すという行動も可能。

セダスの不思議店(DAO)

デネリム市場区にあるお店。静者の店主がアイテムを販売している。
コーデックスから得られる経験値が1.5倍になる「文書管理官のサッシュ」が売っているので、
デネリムに行けるようになったら真っ先に買いに行こう。
他に本編、Awakening通じて最強のローブである「リーパーのベスト」なども販売している優良店。
店を経営しているのは静者だが、サイドクエストではとある人物の協力者になっている。実は演技かこいつ?

セバスチャン・ヴェール(DA2)

パーティメンバーである人間の男性。ローグの弓使い。ヴァリックの付けたあだ名は『コーラスボーイ』。
武器が『ビアンカ』のみのヴァリックと違い、ローグ主人公を除けば唯一の純正な弓使い。
DLC『流浪のプリンス』をダウンロードすれば仲間に加わる。ロマンス対象では唯一のヘテロセクシャル(女性主人公でしか恋人に出来ない)。
スタークヘイヴンの元領主の三男坊だが子供の頃は手が付けられない悪童で、見かねた家族から教会に入れられ育った。
初めこそ渋々だったが徐々に教会の信仰に身を委ね高潔な青年に成長。その精神力は悪魔の誘惑を撥ね退けるほど強い。
家族を皆殺しにされ、教会の教義に反する事を知りながらも復讐に乗りだしそれに協力する主人公らの仲間に加わる。
復讐を遂げたあとは教会の修道士として生きるか、スタークヘイヴンに戻り領主として生きるかで悩み続ける。
(劇中教会で生きることを勧めると友好度が、領主として生きる事を勧めると敵対度が上がりやすい)。
恩人であるエルシナ大司教から諭されても自身の考えは変えないがエルシナへの敬慕の念は非常に強い。

教会で育ったために考えは保守的で、魔道士たちは現状のまま世間から隔離すべきと考えており、
当然教会の立場を批判するアンダースとは意見が合わない。
フェンリスに創造主の慈悲や愛を説いたり、人間社会の宗教に疎いメリルに根気強く仕組みを教える修道士らしい一面も。
その甲斐あってフェンリスとは友人と言える仲で、彼の影響からかフェンリスは教会で祈りを捧げるほど。
また三章個人クエスト後に罪悪感に苦しむメリルとの会話では『罪悪感を持って生きる事は償いにならない』と諭す。
一方ヴァリックの皮肉やジョークを受け流したり、同じ弓使いとしてアドバイスを送ったりと少々疎ましがられていたり、
衛兵隊長のアヴェリンからは『他所の国の揉め事を持ち込む厄介事の種』とボヤかれたりと珍しい面子から嫌われている。

最終局面では彼かアンダースのどちらか、あるいは両方がパーティーから抜ける事になる。

ゼブラン・アライナイ(DAO,DA2)

黒カラスのアサシンであるエルフの若者。
出身はアンティヴァで娼婦の母親を持ち、7才の時に暗殺者集団「黒カラス」に売られる。
ロゲインとハウに雇われてパーティを襲撃するものの、返り討ちに合う。殺さずに仲間にすることも可能。
ローグだが弓技を習得しているレリアナとは違い、こちらは二刀ローグ。
ロマンスは男女共にOKなバイセクシャル。
アリスターには信用されていないが、案外ウマが合うのかモリガンとこの二人を
パーティーに入れると共謀してモリガンに一杯食わせる会話もある。
(モリガンを褒めちぎってその気になるかどうか賭けていた。お支払いは早めにお願いします騎士殿)。
独特の虚無感を纏っており、これまでの彼の凄惨な人生を想像させる。
お喋りだが主人公一行を襲うすぐ前の任務の詳細だけは話したがらず、
『忠誠の試練』にて触れられるといつになく真剣な態度を見せる。
この任務の詳細は友好度を上げ、個人クエストをクリアすることでキャンプにて聞くことが出来る。
アンティヴァの革製品とデイルズ製品、貴金属に眼がない。戦闘時に発する高笑いが特徴的。


DAOで彼を仲間にし、かつ生存させておけば、DA2にも登場する。
黒カラスからの逃亡生活を送っており、既に刺客を何人も返り討ちにしている他、
7人居るギルドマスターの内、2人を殺害している。
イザベラの元愛人のため、彼の登場するイベントにてイザベラをパーティーに入れると会話が大幅に増え、
オチではイザベラと「お楽しみ」にふけ、場合によっては主人公も含めてスリーサムに興ずる事が出来る。
そのサマを見た各メンバーの呆れた台詞は必見。

セリーン/女帝セリーン(DAO,DA2)

オーレンの現統治者。
若い頃から非凡な才を見せる、有能な統治者。

国同士の関係はあまりよくないが、フェレルデンのケイラン王とは手紙のやり取りを通じてかなりの知己を得ていた模様。

DAOでもDA2、映画でも名前だけの登場であり、どのような人物か不明な点が多い。

ソウルバウンド(DAO)

Awakeningで入手可能。ブラックマーシュ伯爵夫人が所有していたと思われる指輪。
精霊耐性+50% 魔法耐性+20% 精霊ダメージ+100%
という桁外れの性能を誇る一品で、コープスボムや念動牢獄などのスペルが圧倒的な火力を持つようになる。
また、ブラッドメイジとも極めて高相性の装備で
魔術師であれば最優先で入手したいが、これを先に入手してしまうと、後に入る仲間に儀式が出来なくなるのが地味に痛い
これを装備して放つマナクラッシュは一撃で1400~2000というとんでもないオーバーキルを見せ付ける。
アースバウンドとセット効果がある。

ソフィア・ドライデン(DAO,DA2)

過去のフェレルデンにおいて要塞ソルジャーズ・ピークに立てこもり、
暴君・アーランド王に反旗を翻したウォーデン女提督。
DLC「ソルジャーズ・ピーク」にて、悪魔に取り付かれた状態で登場する。
彼女を暴君に立ち向かった英雄と見るか、
ブラッドマジックをも用いて王に歯向かった反逆者と見るかは、プレイヤーの判断に委ねられる。

彼女が装備する「ウォーデン提督の鎧」は見栄えも良く非常に高性能だが、
X360版ではバグによりセット効果が反映されない点が痛い。Awakeningにも持ち込み不可。


彼女を生存させるルートでクエストをクリアしていると、DA2で彼女が登場する。
(アヴァナスと二者択一)

ソリヴィタス(DA2)

処刑塔の下で、薬草店を開いている魔道士の男性。
主人公に各種ポーションの素材を探して来て欲しいと依頼してくる。
さすがに腕が良く、様々な貴重なポーションを製作・販売してくれるほか、
ハイドラゴン製のアクセサリーも作ってくれる。

ソリス(DAO)

シティエルフのオリジンクエストに登場する、主人公のいとこの男性。
主人公と同日に、結婚式を挙げることになる。
最初はそれほど美人ではない婚約者との結婚に難色を示していたが、結婚式ではまんざらでもない様子を見せる。
ヴォーンに連れ去れた婚約者たちを助けるためにデネリム伯爵邸に乗り込むなど、武芸の腕もなかなかのもの。
シティエルフ以外の主人公でプレイしていると、デネリム伯爵邸の地下牢に囚われている。
シティエルフの主人公のエンディングでは、デネリムを離れてハイエヴァーに移住し、
人間の女性と結婚してたくさんの子供をもうけ、幸福に暮らしていることが語られる。




Last-modified: 2022-11-18 (金) 19:36:34

↑TOP