マ行

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マードック(DAO)

レッドクリフ村の村長。
ダークスポーンの襲撃から村を守るために、民兵たちの士気を上げることに苦心している。
襲撃を生き延びると、孫に戦いのことを語り継ぐことができると喜ぶ。
死亡すると、ティーガン男爵がお悔やみの言葉を述べる。

マイリ(DAO)

Awakeningでのパーティメンバーである、騎士の女性。
主人公の護衛/案内役を務めるために、デネリムからビジル要塞にやってきた。
友人である騎士ローランドの仇を討つことを誓い、「血の儀式」を受けるが非業の死を遂げる。
会話シーンでも兜を脱がない。オグレン曰く、「胸のでかい新人のねーちゃん」。

マザー(DAO)

Awakeningに登場するブルードマザー。
アーキテクトによって、生み出された自らの意思持つダークスポーン。
しかし、意思を持った結果発狂してしまい制御不能となり、人間とアーキテクトどちらにも牙を剥く。
その気の触れた言動は凄まじく、日本語訳だとわかりにくいが
「ロスト(Lost)を失った(lost)」や「心(heart)が傷ついた(hurt)」など
駄洒落や猥褻なスラングを交えて喋り、会話役のダークスポーンが少々気の毒になるほど。

戦闘時は、基本的なブルードマザーと性質こそ酷似しているが、全体的な性能は比べ物にならない。
特に火力面は桁違いに強化されており、三桁クラスのダメージを連打する驚異的な威力のランページを持つ。

マジョレーン(DAO)

オーレイ人の吟遊詩人(ミンストレル)こと、要はスパイ活動家。
レリアナの元師匠&恋人。
公文書の偽造によりレリアナに罪を着せようと試みるが失敗。
その後レリアナがフェレルデンで生きていることを知り、デネリムの家に訪ねてくるよう仕向ける。
ミンストレルとしての活動が長いためか、狂信的な性格となっている。
レリアナとの関係についてはレリアナの個人クエストやレリアナの歌が詳しい。

素手ではあるが非常に攻撃力が高く、拳と歌を武器とするその姿は、さながらジャイアンである。

マナクラッシュ / マナクラ(DAO)

対魔道師・悪魔には最良の攻撃手段となるスペル。敵によっては4桁を超えるダメージを叩き出す。
惜しむらくはツリー4番目であることと、前の3つのスペルの性能がイマイチであること。

マバリ犬(DAO,DA2)

フェレルデンで実戦投入されている軍用犬。
オスタガーでのサイドクエストをクリアすることで、仲間となる。
任意の名前を付けることが可能。ジョブは戦士で、専用の「犬」スキルを取得出来る。
各地にある「ランドマーク」にマーキングすることで、そのエリアでのマバリの能力がUPする。
モリガンの下着の中にブツを入れておくなど、かなりの使い手であることは間違いない。
自分のマバリ犬を所持している貴族は、フェレルデンでは尊敬と羨望の対象となる。

知能が高いことで有名。
主人公のマバリ犬も、話しかけた言葉を完全に理解しているかのような反応を示す。
好感度の上下が激しい仲間の中で唯一、常に好感度が100%を保つ。
人間関係に疲れたら、マバリ犬に話しかけて癒されよう。

移動スピードが速いため、操作キャラにすると広い場所の探索に便利。
また、付近を捜索させると、場所によっては思わぬ物を拾ってくる。

諸侯会議時にロゲインの決闘相手としてマバリ犬を指名すると、
「肉が付いた骨を与えれば誰にでも尻尾を振るケモノに国の行く末は任せられない」と
イーモン伯爵に怒られる。そりゃそうだ。ただしマバリ犬はやる気まんまんで「ワン!」と吠える。

DLC「ウイッチハント」にも登場。名前は何故か付け直しだが、おそらく同じ犬だろう。
本編とウィッチハントの間に何をしてたかといえば、優秀な血統である彼の血を伝えるため、
多くの雌マバリに種付けしていたらしい。


DA2ではDLCを導入することで仲間にすることが可能(日本語版では同封済み)。
正確には「仲間」ではなく「召喚NPC」扱い。
相変わらず外見はピットブルそのものでゴツいが、召喚時の仕草などは可愛い。
邸宅ではサンダルと一緒に遊んでいたり、アヴェリンに衛兵の訓練用に駆り出されたりしている。

DAOほどの攻撃力を持ち合わせないが、かなりタフで囮として有用。
ハイドラゴン戦では主人公たちが大量のベビードラゴンの駆逐に手間取る中、
一匹でハイドラゴンのブレスを引き付けていたりすることも。

フェンリスによると、マバリは元々テヴィンターの産であったものが、
フェレルデン侵攻の際に大量逃亡し、土着したものであるという。
なお、マバリと関係が深いことから、フェレルデン人は、「犬使い」の蔑称で呼ばれることがある。

魔法戦士(DAO)

魔道士のサブクラスの1つ。
少し特殊な性能のサブクラスだが、魔道士のポテンシャルを大幅に強化することができる。
魔道士で戦士的な運用が可能になり、戦略の幅を広げることを可能にする。
育成を間違えなければ、器用貧乏ではなくて本当にオールマイティな活躍が可能。

あまりに強力すぎたためか、類似性能のサブクラスはDA2では登場せず。残念。
ただ、DA2の魔道師は敵が近いと近接攻撃をするのでニュアンスは多少存在している。
さすがにPVのホークほどの活躍は難しいだろうが…。

マリク・セイリン(DAO)

フェレルデンの前王で、ケイランの父でロゲインの親友。本編の5年前に死去。
オーレイの支配から、フェレルデンの独立を勝ち取った英雄。
原作者であるデビッド・ゲイダー氏の小説「The Calling」において、
若き日のダンカン達との交流や活躍が語られている。

マルコム・ホーク(DA2)

ホーク(DA2の主人公)とカーヴァー・ベサニーの父で、リアンドラの夫。魔道士。
プロローグの時点で既に故人。

DA2本編だけプレイしているとどのような人であったかあまりわからない。
彼の人となりはDLC「レガシー」で詳しく語られている。

マルコムは当時のウォーデン提督であったラライアスに依頼(リアンドラを盾にされた脅迫)され、ウォーデンに協力。
(マルコム自身はグレイ・ウォーデンではない。)
ダークスポーンを生み出した古代の賢者・コーリフィウスをブラッドマジックを用いての封印に成功している。
同時に、自身の内に潜む「傲慢」「欲望」「怠惰」の悪魔を自身から切り離し、封印することにも成功していた。
(世の魔道士が悪鬼になることもなくなる画期的な術式ではあるが、その方法は作中で語られず)
彼が遺した「魔法は自身の欲望のためではなく、自身の良さを伸ばすために使うべき」という言葉は、
ホークとベサニーの拠り所ともなっている。

マレサリ(DAO,DA2)

デイルズエルフ主人公の部族の伝承者。魔道士。
OPで穢れを受けた主人公を救うためにグレイ・ウォーデンのダンカンに託す。
主人公がアーチデーモンに止めを刺して死亡した場合EDにて登場し、デイルズ達は王より土地を与えられる。
(アリスターのみ王位に据えたEDで確認)


『DA2』でもメリルの部族の伝承者として登場。
エルフの栄光を取り戻すために部族を捨て、ブラッドマジックに手を染めた弟子のメリルを心配している。
三章のメリル個人クエストで彼女の代わりに悪魔を封じ込めていた事が発覚。その身を犠牲にして彼女を救っていた。
その場にアンダースがいるとその崇高な行為を称えて
「君(メリル)の代わりに彼女が死んだことで世界がまた不幸になった」と辛辣なコメントをし、
さらにフェンリスがいればそのアンダースの意見に同意するという稀なシーンがある。

なおメリルによれば「伝承者様の歌はひどかった」らしい。なかなか容赦のないレビューである。

ミカエル・ドライデン(DAO)

ソルジャーズ・ピークに店を構える鍛冶屋。レヴィの兄弟。
鍛冶で体を鍛えているため、他の一族とはあまり似ていない。
「隕石」を持っていくと、最強の剣である「スターファング」を作ってくれる。

目くらまし(DAO)

敵を一定時間スタン状態にする、使い勝手バツグンのローグの基本タレント。
スタン状態の敵への攻撃をバックスタブにするタレント「とどめの一撃」と合わせて使用すると、
ローグの火力が飛躍的に跳ね上がる。モーションも速く、ディレイも短い。
オーガなどに掴まれた味方を救出する際にも重宝する。

メリル(DAO,DA2)

デイルズエルフのオリジンに登場する女性エルフ。
魔道士であり、主人公と共にタムレンが消失した洞窟へ探索に向かう。


『DA2』ではパーティーメンバーの一人として参加。
前作では落ち着いた大人の女性といった雰囲気のキャラクターであったが、
今作では大谷育江のCVも相まって、かなり幼い印象になって再登場。
攻撃魔法のみを使うアタッカータイプ。
前作のAwakeningに登場したヴェランナと同じく伝承者のサブクラスを習得しており、
ムービーシーンでのヴェランナと同様にテレポートで移動することができたり、
自身を囲む敵に対しての攻撃方法が豊富なため、魔道士ではあるが戦闘での生存率はそれなりに高い。


伝承者マレサリの一番弟子だったがブラッドマジックに手を染めたが故に、部族を追放同然に自発的に離れた。
それでもデイルズの未来のために身を捧げる。性格は良くも悪くも幼く無邪気で世間知らず。一言で言えば天然。
基本的には可愛らしい少女ではあるが、目的の為には全く手段を選ばない(さらに人の忠告も聞かない)、
厄介な一面も持つ(その理由については後述)。
恋人にするとハイタウンのよその庭のお花を勝手に摘んだり、番犬に話しかけたりと不思議少女ぶりを発揮し、
近所からの苦情が絶えない事がコーデックスにて語られる。
衣装も銀糸のデイルズ刺繍が施された「孤高のデイルズ衣装」へと変わり、
かなり見栄えが良い為に一見の価値あり。

ヴァリックの付けたあだ名は『デイジー』。
ヴァリックやイザベラは保護者のような態度で彼女を可愛がるが、魔道士であり、
それもブラッドマジックを扱っていることからフェンリス・アンダース双方に危険視されている。
基本的に仲の良いアヴェリンからも今や未来に目を向けず、過去に過度にこだわる姿勢を「バカだわ」と言われている。
伝承者マレサリには頑なな態度をとることが多いが心中では敬意を払っており、
フェンリスとの会話で「弱い考えを持つ魔道士ばかりではない」という自身が口にした例えの中で、
真っ先に伝承者マレサリの名を挙げている。

前作でも登場した『エルヴィアンの鏡』の穢れを払うためにブラッドマジックに手を染めており、
作中では何度も仲間にブラッドマジックの正当性を説く場面がある。
かつてのエルフの栄光を取り戻すために「例え自分が永遠に憎まれても部族が救われればそれでいい」という無私の信念を持ち、
最悪自分の命で責任を取る覚悟を決めていたが、その覚悟が甘かったことを三章個人クエストで痛いほど思い知る事となる。
最悪の場合は恩師・マレサリの死のみならず、生まれ育った部族の皆を自身の手で皆殺しにすることになるが、
自身の行動に原因があったことを省みることや、後悔を語ることも特になく、
あまつさえマレサリに対し「なぜ自分を信じてくれなかった」と責める。
しかし彼女の行動を責めるなどして好感度を下げてライバル関係になると、
主人公に素直に謝って来たり、のちに(手遅れになった後ではあるが)自らの行為を悔いて鏡を破壊する。

下手に行動を肯定して好感度を上げるより、ダメな事はダメと否定して厳しく接し続けたほうが、
最終的に後味の良い展開を得られる珍しいキャラクターである。
ライバルとなるとダメージ耐性+10%というボーナスがつくためプレイヤー的にもこちらの方がオイシイかも?

なお、メリルが周囲の人達の忠告に耳を傾けず、あそこまで頑なにエルヴィアンの鏡に執着した理由は、
かつて伝承者と共に傲慢の悪魔が封じ込められいたサンダーマウントの洞窟に訪れた際、
悪魔によって「古代エルフの王国の栄光の光景を脳裏に焼き付けられた」為。
(その時の事については公式サイトのショートストーリーにて詳しく語られている)
つまりその時に既にメリルは悪魔に魅入られており、それによって普段の可愛らしい姿からは程遠い、
鏡に対する不自然なまでの執着が生み出されていたのだろう。
プレイヤーに対し、欲望に付け込む悪魔の恐ろしさと、
それによりもたらされる悲劇を強調付ける役割を担ったキャラクターと言えよう。

上記の通り『DAO』にてデイルズエルフ主人公と幼馴染であるため、
「フェレルデンの救世主」がデイルズエルフである場合、会話でその事が言及される。

メレディス(DA2)

カークウォールのテンプル騎士団長である初老の女性。
魔道士に対して常に厳しい態度を取ることで有名。DA2のラスボス。
その冷徹なまでの魔道士たちに対する対応により、街の人々はもちろん、
部下であるテンプル騎士たちからも信頼と疑念を同時に抱かせている。
日本版CVが榊原良子(機動戦士ガンダムZZのハマーンで有名。劇中での役どころもメレディスと似ている)
であるため、カリスマ性の高さがとんでもないことになっている。
実は妹が背教者の魔道士であり、それが悪鬼に変じたことで悲劇が起こったため、このような性格となっている。

どうやら謎のリリウムの彫像製の大剣に精神を毒されていたらしく、そのため冷静な判断ができなくなっており、
最終的に解散権を強行し、カークウォールにテンプル騎士と魔道士による最終戦争を招くことになる。

モリガン(DAO)

"荒野の魔女"フレメスの娘。本作ではメインヒロインの位置付けである。
主人公とアリスターの危機を救ったフレメスが、モリガンの同行を要請する。
クラスは魔道士でサブクラス「変身使い」を取得済み。
荒野で魔女に育てられ、至る所で背教者扱いを受けることを認識しているため奔放な性格をしており、
アリスターを始め、ほとんどのパーティメンバーと思想・意見が衝突する問題児。
しかし犬には何だかんだで優しかったり、普段バカにしているアリスターやレリアナに時折一本取られたり、
オグレンのシモネタに頭を抱えたりと、会話を聞いてみると意外な隙の多さが目立つ。
拾い子でフレメスとは血縁関係はないが、彼女にはそれなりに愛情を持っているらしい。
しかしアリスターに「鼻がお母さんに似てる」と言われると本気で怒り、その後も気にする素振りを見せる。
(数少ないアリスターがモリガンをいじる会話である)
プレイヤーが他人を助ける選択肢を選ぶと大抵文句を言い、好感度が下がる。
その癖の強い性格が災いしてか、海外サイトのアンケート
「死ぬほどウザいゲームキャラクター」にて1位に輝いてしまった。
なお、アドレスはこちら↓
http://www.diedagain.com/top-9-skull-burstingly-annoying-characters

ちなみに彼女の髪型はレアで、この髪型の登場人物は非常に少ない(名前付きではモリガンとヴェランナのみ)。
なお、DA2ではモリガンの髪型の女性は多い。カークウォールでの流行を先取りしていたのだろうか。

DLC「ウイッチハント」では、彼女の消息を追っての冒険となる。

モリガンの指輪(DAO)

モリガンとロマンス状態になっていると、彼女から渡される指輪。装備すると精神が+2される。
元はフレメスがモリガンの居場所を常に知るために制作されたものだが、
モリガンが主人公の場所を知ることができるように彼女自身の手により改良されている。
この効果により、ドラコン砦に主人公が幽閉された時に、居場所を知ることができた。
所持しているとエンディングにて、「モリガンが主人公のことを思い、後悔している」と切ないエピソードが語られる。

なぜか主人公以外も装備できる。

森の女王(ウィサーファング)(DAO)

ザスリアンが召還した精霊と、狼の肉体が結合した存在。
心優しい森の女王と、獰猛な雄の狼の2つの人格を持つ。
人間たちをウェアウルフへと変化させるザスリアンのブラッドマジック(呪い)の媒体であるが、
ウェアウルフたちに慈悲の心を教え、彼らを復讐以外の道へと導こうとしている。

彼女(彼)が望むとおり慈悲の心をもって呪いを終わらせるか、
復讐への道を走らせるかは、プレイヤーの選択次第。




Last-modified: 2022-11-18 (金) 19:37:08

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