ア行

[Contents]

アーヴィング(DAO)

サークル・オブ・メジャイの筆頭魔道士。
サークルの見習い魔道士たちの親代わりで柔和そうな印象であるが、
ジョワンの企みを察知しつつも、テンプル騎士団の落ち度も認めさせようと主人公に探らせたりと、
狡猾とも言える面を持つ。
そして、ウィンが危険視していたウルドレッドを彼が重用したことから、
サークル・タワーが悲劇に見舞われてしまった。
サークルの問題を主人公たちが解決するとウォーデンへの協力を約束し、タワーの復興に尽力する。
悪魔に取り憑かれたコナーを助けるために協力もしてくれ、
選択肢によってはフェイドに操作キャラとして送り込むこともできる。
ウルドレッドとの戦闘で悪鬼化から救うのに手間取ると死亡してしまい、
助けてもテンプルナイトとの同盟を望むと悪鬼か否かの調査のために教会送りになってしまう。

アーキテクト(DAO)

Awakeningで登場する人間の言葉を話す(理解する)知性が高いダークスポーン。
姿形は比較的人間に近く、高度な魔術を操ることができる。
顔も人間には近いが、左半分は溶け崩れたようになっており、普段は仮面を付けている。
落ち着いた口調(ダンカンと同じ声優)で語りかけ、決して好戦的ではない。
古代神によってブライトを引き起こす運命にある一族を憂いていて、
グレイ・ウォーデンの血を用いた新たな血の儀式をダークスポーンに行うことで、
ダークスポーンが古代神に導かれる本能を封じた上に知性を与え、
ブライトの発生を回避することを目的としている。
だがその手法はグレイ・ウォーデンを見習って「なんでもやる」というものであり、
結果的にはさらに危険なブルードマザーの誕生や前回のブライトを引き起こすなど、失敗も繰り返している。
言葉を喋るマザーからは「ファーザー」と呼ばれている。

アーシャベラナー(DA2)

フレメスの呼び名の一つ(彼女は「荒野の魔女」などいろいろな呼び名がある)。
デイルズの部族ではこのように呼ばれている。

アーチデーモン(DAO)

ダークスポーンを率い、ブライトの中心点にいるとされる存在。DAOのラスボスで名前はユーサリエル。
グレイ・ウォーデン達は夢によってその姿を知り、それがブライトであると確信するという。
その姿はまさにドラゴンそのものであり、自由に空を飛び、強烈な近接攻撃やブレス、
精霊ダメージを与える魔法、周囲にダークスポーンがいればダークスポーンにコープスボムを使ってくる。
教会によれば創造主によって地下深くに封印された古代神であり、
ダークスポーン達は何らかの手段でこれを目覚めさせ、地上に進行していくわけである。
また完全にトドメを刺すことが出来るのはグレイ・ウォーデンだけであり、
アーチデーモンを倒すことこそがブライトの終焉となる。

アヴァナス(DAO,DA2)

DLC「ソルジャーズ・ピーク」に登場する老魔導士。
ソフィア・ドライデンに従い、ブラッドマジックを用いて暴君・アーランド王と戦った。
多くの生贄を用いて悪魔を召喚するも、制御出来ずに失敗。ソフィアの反抗は失敗に終わる。
だがその後も彼は朽ちる肉体をブラッドマジックで維持し、危険な実験を繰り返して生き延びていた。
彼の研究室にはその集大成であるポーションがあり、グレイ・ウォーデンの更なる力を呼び覚ますことが出来る。
ソフィアに乗り移った悪魔と、弱ったフェイドの境目を維持している。
クエストによってはそのまま打ち倒されるか、協力して悪魔を倒し、研究を続けさせることも出来る。
その思想は大いなる力を得る為であれば多くの犠牲もやむなしというものであり、かなり非人道的である。


DLC「ソルジャーズ・ピーク」で生存させておけば、DA2で彼の生存を確信させるクエストが発生する(闇の啓示)。
’彼なりに’まじめにグレイウォーデンの職務に従事している様子が手紙から伝わってくる。

アヴェリン・デュ・ラック(DAO)

レリアナが語ってくれる物語に登場する、オーレイの女性騎士。
男子を望んでいた親に捨てられ、人間であるがデイルズエルフの部族に育てられる。
里親たちに様々な武術を教えられ屈強な戦士に成長した彼女は、モンティマーのトーナメントに参加し勝ち進む。
しかし決勝戦で女性であることがばれ、対戦相手のカレヴァに斬られてしまう。

死後、アヴェリンに敗北していた皇帝の息子・フレイヤンにより、
その技術と勇気を称えられ、騎士の爵位が与えられる。

彼女の死は、女性が騎士になることができないオーレイの法律を撤廃させる契機となった。
今でもオーレイの女性騎士は、騎士アヴェリンを守護聖人として崇拝しているという・・・。

DA2では同名の女騎士が登場し、仲間となる。

アヴェリン・ヴァレン(ヘンディア)(DA2)

DA2でのパーティメンバーの女戦士。オーレイ出身で、名前の由来は上記の女騎士。
(ただしアヴェリン本人は、あくまで自分は自分であり、
 誰にでもオーレイの伝説の騎士を思い出させてしまう自身の名は気に入っていない)
父親は元オーレイのシュヴァリエ(騎士)だったがパトロンの死をきっかけにオーレイを追放され、フェレルデンに移住。
その後、彼女を騎士として育て上げ、ケイラン王に仕えさせたことから、オーレイ出身ながらフェレルデン軍に所属していた。
オスタガーでの敗戦後、ブライトから逃げている途中にホーク達に出会う。
その時にはハーロックに対しタックルからの素手によるマウントパンチをお見舞いしていた剛の者。
その際、テンプル騎士で夫のウェズリーがダークスポーンの穢れを受け、目の前で介錯することとなってしまう。
以降、どのような展開となっても最後までホーク達に付き合うことになる。
夫を失った悲しい経験から「これ以上身近な人を失いたくない」と決意し、
ホーク一家を衛兵隊による監視という名の名目で保護している。
ヴァリックから暫定的に付けられたニックネームは「レッド」。

カークウォールに移り住んでからは、衛兵隊に所属することになる。
まじめな性格の彼女は、衛兵隊での活躍もあり、一年で副長にまで昇格、
個人クエストで隊長にまで昇進してホークとは違う方面で名声を得ていく。
戦士としては非常に優秀だが、男女関係には恐ろしくウブで、
二章の彼女の個人クエストでは惚れた男のために主人公が駆けずり回ることになる。
そのクエストは前作、本作を通じ、珍しくコメディタッチなノリで進行する。
なお個人クエスト内での選択肢でロマンス選択肢を選ぶことが出来るが、
ロマンス対象ではないため、珍しく主人公がフラれる形となる。
もっともキスはしてもらえるが。
その後、ホークの邸宅でささやかな結婚式を挙げてドニックと再婚し、オーレイへ3週間の新婚旅行に赴いた。
DLC「レガシー」におけるカーヴァーとの会話で判明する、ドニックとの結婚後の新たな姓は「ヘンディア」。
なお、ウェズリーと結婚前の姓はデュ・ラックであり、オーレイの騎士アヴェリンと同姓同名であった。

イザベラを「尻軽女」と罵って嫌っている。互いの立場や思想でいがみ合うメンバーが多い中、
単純な性格の不一致で仲が悪い珍しいコンビ。
しかし三章ではそのイザベラと仲良くお喋りするシーンもあり、彼女を「根は悪くない」と評している。
そのイザベラは高い戦闘力とタフネスを誇るアヴェリンのことを「動く破城槌」と喩えており、
ホークとアヴェリンなら港に居座るクナリ族を皆殺しに出来たはずだと語っている。

ヴァリックと同じく、パーティーメンバーとは上記のイザベラ含め、全員と概ね良好な関係を築いている。

固有のタンク向けサブクラスを習得できることから主人公を含めてもDA2で最もタフな盾役なため、
多くのプレイヤーが彼女をパーティにいれることになるだろう。
実際、激戦時にパーティーで生き残るのはアヴェリンだけ、という展開もたびたび発生する。
相手がハイドラゴンだろうとヴァーテラルだろうと、
ストーンウォールの構えで攻撃を受け止め続ける彼女の雄姿はまるで……女神のようだ……。

アクサメーター(DAO)

ブレシリアンの森の辺りをうろついているとランダムで発生する何とも言えないイベントで入手できる片手斧。
『幸運』という詳細不明の特殊効果があるが、それをのぞいても強力な武器である。
逸話を読むと逆に不安になるが。

悪魔(DAO,DA2)

いわゆるキリスト教的な地獄に潜む存在とは似て非なるもの。
フェイドという夢・精神・死後の世界に住み、邪悪な欲求を持っている怪物。
人間と対話できるほどの知能を持つ者が多く、取引を提案してきたりもする。
人間の感情のどの部分を食べるかによって『憤怒の悪魔』、『欲望の悪魔』、『傲慢の悪魔』など呼び名と能力が異なる。
また実体化した悪魔の多くは「実際の目や手で世界を体感したい」という強い欲求があり、
場合によっては見過ごす選択が出来ることもある。
「ブラッドマジック」などは悪魔から教えられた技術とされている。

悪魔に魅入られた(取引を交わした)者は自身の欲求が増幅され、それに抗うことができなくなり、
欲求を満たす為にはどんな犠牲も厭わない行動を取るようになる。
「DA2」ではその点がより強調されており、悪魔に魅入られるとアヴェリンやヴァリックでさえ、
主人公に対して躊躇なく刃を向けてくる。
特にメリルは「悪魔に魅入られたが故の悲劇」を象徴するキャラクターとして描かれている。

なお、「DAO」~「DA2」を通して悪魔の誘惑を自発的に撥ね退けたキャラクターは、
主人公を除くとモリガンやスタン、セバスチャンくらいであり、非常に少ない。
(あのウィンでさえ、主人公が呼びかけるまでは悪魔に心を委ねてしまっていた)

アズティス、灰のアズティス(DAO)

過去存在したパラゴンの一人であり、戦闘結社『沈黙の姉妹』の崇拝対象である女性戦士。
主人公の出自がドワーフ平民・女性だと詳しい話を聞けるが、女性だからと意見を軽んじられたことで、自ら舌を切り取り、鍛錬に鍛練を重ねる。そして素手で闘技会に出場し、優勝してパラゴンに選ばれた。
Awakeningに登場する武器『世継ぎ砕き』の名前は、彼女の家を相続した男性が、変死したことに由来する…らしい。

悪鬼(DAO)

直訳すると不浄な者。道を踏み外した魔道師の慣れの果て。
呪文に失敗したり、フェイドの悪魔を通じてうかつな契約をしてしまうと肉体を乗っ取られ悪鬼化する。
いわゆる悪魔などの上位的存在であり、元々の肉体の魔力もあってかなり凶悪な存在である。
ウィンによると全ての魔道士が悪鬼となる可能性があり、心の底では恐れている。
そして同時に、悪鬼にはまだ人の心が残っており、人間に戻る方法があるのではないか?とも考えている。
これらに対抗する為、サークル・オブ・メジャイはテンプル騎士に監視されているが、実際は口実にも近い。
また高位ブラッドマジックは静者であっても、他人を強制的に悪鬼化させることができる。 実のところ魔法使いでなくとも悪鬼になる可能性は存在しており、実際にテンプル騎士やあろうことかアンダースの飼い猫まで悪鬼化していた。

アダイア (DAO)

シティエルフの主人公の母親。
元グレイ・ウォーデン候補の優れた戦士だったが、数年前に人間たちといさかいを起こし殺される。
もっともシティエルフ主人公とモリガンとの会話には『出産時に死んだ』という、色々矛盾したものもある。
約20年前にダンカンがスカウトを考えていたが、ヴァレンドリエンに説得されたことと、
ブライトもなかったことから入隊はせずデネリムに留まる。
ダンカン曰く、「烈火の如き女性だった」とのこと。
夫であるシリオンの口ぶりから察するに、トラブルメーカーだった模様。
その気性は、自らの戦士(ローグ)としての技術と共に、子供に受け継がれている。
シティエルフ主人公だと彼女のブーツと、終盤に最強クラスの短剣「ファング」を手に入れられる。

DLC「レリアナの歌」にてデネリム邸宅に監禁されており、レリアナの手により解放される。

アドウィン(DAO)

ヴォーンの邸宅から脱出しようとするシティエルフの主人公とソリスを助けたエルフの男性。
2人を見つけて騒ぐ老人の後頭部にパンチを入れて黙らせる。
その後、ヴォーンの性的嗜好の酷さを皮肉たっぷりに「彼は親切(kindness)だ」と語り、そのまま逃走する。

アノーラ(DAO)

ケイラン王の妻で、ロゲインの実子。
ケイラン亡き後のデネリムの実質的な統治者だが、正式に王位継承はしていない。
オーレイの女帝セリーンからは、「フェレルデンのいばらの中に咲くバラ」と称えられる女傑であり、政治手腕に長け、国民からの人気も高い。
「5年もの間、実質的に国を治めてきたのは誰だと思っているのですか?」などと豪語するが、
実際に政治的手腕に優れ、貴族からの受けも良い。その手腕は実の父であるロゲインすら畏怖している。

理知的だが、地位の高い人物・または女性らしく、防衛的かつ狡猾な言動でプレイヤーを悩ませる。
ロゲインの犯した罪を理解はしているものの、実の父としての想いを捨てきれずにいる。
物語の終盤でスポットライトを浴びる人物。
選択肢によってはアリスター、又は人間貴族男性主人公との再婚や、アリスターを追放の上で女王の座に就くことになる。
アリスターと結婚した場合はエンディングで彼との意外な相性の良さが判明し、2人共国民に愛されたことが語られる。

イーモン伯爵からケイランに宛てた手紙によると、年齢は20台後半。

アマランシン(DAO)

フェレルデン北東部のウェイキング海と接する地域。
この地は代々ハウ家が治めていたが、DAO本編でのレンドン・ハウの暴虐のため接収される。
ビジル要塞を擁し、その後(Awakening)はグレイ・ウォーデンが統治を任されることになる。
実際の町中ではオリジンの貴重アイテムが売買され、闇商人達が暗躍している。
Awakening後半にてダークススポーンの襲撃を受け、
プレイヤーの選択によってはダークスポーンごと焼き尽くされてしまう。

アメル家(DA2)

カークウォールの元名家。ホークの母 リアンドラの生家。
ガムレンのせいで没落してしまうが、ホークの活躍により後に復権する。

最終的にアメル家の血筋で存命が確認されるのは
ホーク、叔父のガムレン、カーヴァーorベサニー(生存している場合・片方)のみとなる。
が、さらにガムレンに隠し子が判明し、ホークの従兄弟にあたるシャラードという女性が存在する。

アライン(DA2)

デシムス、テリー、グレイス達と共に、崩壊したスタークヘイヴンのサークルから脱走してきた魔道士の少年。
ブラッドマジックを使用してまでテンプル騎士達から逃れようとするデシムスのやり方に恐れをなし、騎士スラスクに投降した。
後にスラスク、グレイス、ケーラン、サムソン達と結託し、メレディスに反旗を翻す。

アリーナ(DAO)

アノーラ女王の侍女を務めるエルフの女性。
ハウ伯爵によりデネリム伯の邸宅に監禁されたアノーラを助けてほしいと、主人公たちに願い出る。
イーモン伯から見ても「明らかにただ者ではない」らしく、
衛兵二人の注意を引いた後、合流したとき非常に気になる言葉を漏らしたりする。

アリアニ(DA2)

カークウォールの異民族区に住んでいる元デイルズエルフの女性。
サークルから脱走した息子・フェンリエルを探してほしいと主人公に依頼してくる。
のちにデイルズに戻ることになり、一度デイルズを離れ、
人間の街に住んでいた自分を快く受け入れてくれたデイルズの民に感謝している。
同様に、息子の為に骨を折ってくれた主人公のことも、「すごい人なんです」と称え、感謝している。

しかしメリルの個人クエストでサーンダーマウントのデイルズの民が主人公に対し敵対すると、
果敢に武器を抜いて主人公一行に攻撃してくる。
やはり主人公より、デイルズのほうが大事であったようだ……。

アリアン(DAO)

DLC「ウィッチハント」でのパーティメンバーである、デイルズエルフの女性。
クラスは戦士で二刀流を得意とし、弓矢もある程度扱える。
自分の部族から秘伝の書物を盗んで去ったモリガンを追っており、
フレメスの隠れ家で出会った主人公に協力を求めてくる。
単独の調査でフレメスの隠れ家を見つけたことから、かなり優秀な人物であることが分かる。
実際、彼女のステータスはかなり高く、優れた戦闘能力を持つ。
マバリ犬と戯れたり、モリガンを発見した際には主人公に
「書物のこと、聞いてよね!」と声をかけるなど、軽いノリの一面も見せてくれる。

アリショク(DA2)

クナリ族に置ける軍の指揮官。ここではこれに任命された一個人を記述する。
船が難破して一団と共にカークウォールにたどり着き、迎えの船を待ち受けている。
普段は港に設置された「収容所」に居を構え、動くことはない。
だがカークウォールの町に溢れる、キュンの最も忌み嫌う「混沌」や「個の自由」に強い戸惑いと憤りを感じている。

後半ではとある遺物を盗まれたことでそれを取り返すまで街を去ることが出来なかった、という事情が判明する。
だが度重なる挑発や反クナリの妨害によってついに軍事行動を起こし、街を破壊して子爵を殺害、主人公と対峙することとなる。

最終的に主人公は彼から決闘を挑まれることになるが、1対1の戦いを選ぶと、さすがに恐ろしく手強い。
彼とまともに正面から戦って勝てるのは、盾持ちの戦士くらいであろう。

アリスター(DAO,DA2)

最初に仲間になるチェリーボーイにして、実は王位継承者候補の1人。
常にジョークを交えた口調が特徴的だが、根は非常に真面目で涙もろい性格の持ち主。
元テンプル騎士候補だったが、正式に入団する前にダンカンからグレイ・ウォーデンにスカウトされた。
クラスは戦士で、戦闘では盾を持ったタンクとして活躍してくれる。
故マリク王とレッドクリフ城のメイドとの間に生まれ、イーモン伯爵に育てられてきた。
それがイゾルデ伯爵夫人との不和を産み、教会に送られテンプル騎士団の候補生となる。
「マリク王の隠し子」である事実を隠して生きてきたが、今回の動乱で人生最大の選択を迫られることになる。

フェレルデンの王となった後は賢王としての統治に加え、
その親しみやすさ故に国民にも慕われる存在となった。今作のヒーロー。

選択肢によってはアノーラや人間貴族の女性主人公と結ばれたり、遠い地の酒場でやさぐれていたりする。


DA2でも少しだけだが登場する。
ウォーデンから追放された場合、カークウォールの街の「首吊り亭」で飲んだくれている。
常に泥酔してくだを巻いているため、元王子としての威厳などはこれっぽっちも感じられない。

王として在位している場合、後半のイベントで登場する。
その際にイザベラかアンダースがいると、面識がある為2人と会話を交わす。

アルドス(DAO)

人間貴族の主人公の恩師。ハイエヴァー城にて、(従卒見習い?の)生徒たちに歴史を教えている。
高齢のせいか、立ったまま眠ってしまう様子は必見。
ハウ伯爵の襲撃に巻き込まれ死亡。

アレク(DAO)

Awakeningで登場する、羊飼いの若者。
飢えに苦しむ家族の為にビジルの要塞から備蓄食料を盗もうとしたが、兵士に捕らえられてしまう。
裁判で免罪と引き換えに彼を兵士として徴用すると、後に「勇猛なる騎士」と呼ばれるまでに成長し、
1,000年もの間続く騎士団の初代団長となることがエンディングにて語られる。
DA2では同名の老齢のグレイ・ウォーデンが登場するが、もちろん別人。

アンダース(DAO,DA2)

Awakeningでのパーティメンバー候補である魔道士の男性。愛猫家。
魔法の才能に目覚めたのが成人後だったため、外の世界を知っている。そのため何度も脱走を繰り返し、
サークル・タワーからの脱走に成功したもののテンプル騎士団に捕らえられ、連行中にビジルの要塞にて仲間に加わる。
その後「血の儀式」を生き延び、グレイ・ウォーデンの一員となる。
7度もサークル・タワーからの脱走に成功しており、脱走劇自体を楽しんでいたと自らの口で語っている。
そんな高い能力を持つ彼のことを、テンプル騎士団も認めていたようである。
試練を乗り越えたこととブラッドマジック嫌いなこともあって処刑されなかったようだが、一部は苦々しく思っていた模様。

エンディングではサークルからアーキテクトについての講演を依頼されるものの固辞。
好感度が低いとその後出奔し、イザベラの船員になったことが語られる。
好感度が高いと一時ビジルの要塞から離れるが、結局2カ月後に戻ってきて、
グレイ・ウォーデンは彼の永遠の家族となる。

初登場時のイベントで火の魔法で敵を倒しているが、加入すると火系の魔法は覚えていない。

DLC「ウイッチハント」に登場する魔道士・フィンの口から、アンダースの逃走劇の1つが語られる。


DA2でのパーティメンバー候補で、男女ともに恋人候補。
今度はグレイ・ウォーデンから逃げてきた彼と出会うことができる。
回復ができる仲間が主人公か彼くらいなので、基本的にほとんどのプレイヤーが主力として使うことになるだろう。

Awakening後に友人となっていた精霊ジャスティスを宿したためか、性格がかなり変わってしまっている。
逃げ腰だった性格は誠実だが手段を問わない影のあるものとなり、癒し手の力をダークタウンの貧民達に施している。治療を求めてイザベラが訪れる場合もあるが、その際はかなり嫌がっていた。
(ついでに「自由と可愛い女の子が居れば他に何もいらない」と前作では言っていたが、
本作でバイ・セクシャルと明かされ、初めての恋人は同じサークルにいた男性魔導士カールだったと語る)
テンプル騎士団に対して特に強い怒りを持ち、彼のあまりの強い怒りに影響されたジャスティスが変異した「ヴェンジェンス」が現れることもある。
相変わらず愛猫家ではあるものの、彼の変化に驚いた人も多いだろう。

その後ホークに好意を抱いていることが仄めかされる(仲間同士の会話、アンダースとのロマンス等)。
口を開けば魔道士の解放を唱える彼ゆえに、彼に親切なヴァリック以外のパーティメンバーとはほとんど反りが合わず、
特にテヴィンター大帝国で賢者の奴隷として家畜のように使役された背景から、魔導士の解放に否定的なフェンリスとは犬猿の仲。
魔道士自体を治安上の懸念と位置づけ、彼らの処刑をいとわない騎士団長メレディスの方針にまで賛同を示す彼とはしばしば激しく衝突する。
極めつけは、逃亡奴隷のフェンリスを追ってきたテヴィンターの賢者ダナリアスに、彼を引き渡す選択肢を仲間の中で唯一支持する。
皮肉ではあるが、その行動はテヴィンターの魔導士と他の魔導士を同一にみなすかのようなフェンリスの姿勢に、ひとつの正当性を与えている。

彼にもたらした大きな変化が最終的にはカークウォールに悲劇をもたらす一因になる。
終盤での彼の行動は恐らくユーザー間で最も議論が分かれるところ。
精霊に憑かれて暴走した挙句、身勝手な論理で世界を混乱に巻き込んだ諸悪の根源と罵るも、
迫害される同胞を見かねて許されざる行動を取るしかなかった哀しき善人と悲哀を感じるもユーザー次第。

アンダーフェルス(DAO)

フェレルデンの遥か北西にある国家。オーレイの北、自由連邦の西あたりにある。
アンダーフェルスのワイスハウプト要塞はグレイ・ウォーデンの本拠地。

アンティヴァ(DAO)

自由連邦の北にある砂漠が広がる国家。イタリアがモデル。
砂漠で暗殺者がいるという部分は中東もモデルに入ってるかもしれない。
ゼブランの出身地。黒カラスというアサシン集団が有名。
一時クナリ族にほぼ全土を征服されていたこともあり、クナリ族がかなり住み着いているらしい。
腐敗政治家が一杯いる模様。

アンドラステ(DAO)

宗教で祭られる聖女。創造主の花嫁。およそ1000年程前に実在した人物。
(現実世界でのキリストの女版のイメージが近いか?)
かつてのテヴィンター大帝国に反抗し、奴隷階級のエルフ達を解放するなど尽力したが、
夫の裏切りによって囚われ、処刑されてしまう。
この様を見ていた創造主は本格的にこの世界を見捨て、世界に教会の聖歌が満ちるまで戻ることはない、
というのが教会の一般的な教えである。
創造主の愛を受け、数々の奇跡を起こしたとされるが、眉唾物の伝説も多い。

セダス大陸で広く信仰される人物であり、フェレルデンの各地の教会も彼女を信仰するためのもの。
教会の長が女性であるのも、彼女の存在があるため。

火刑にあったその遺灰はあらゆる病を治すとされる。

イオナ(DAO)

人間貴族のオリジンクエストに登場する、ランドラ夫人の侍女をしているエルフの女性。
未亡人で、娘のアムシーンはデネリムの異民族区に住んでいる。
主人公とベッドを共にした日の夜、ハウ伯爵の襲撃に巻き込まれ死亡。

イグナシオ(マスター・イグナシオ)(DAO)

黒カラスの連絡係。組織ではそこそこの地位にいると思われる。
デネリムで見かけたプレイヤー一行に目を付け、暗殺任務を依頼してくる。
依頼の際に攻撃を仕掛けることもできるが、さすがになかなか手強い。

イーモン・ゲリン(イーモン伯)(DAO)

レッドクリフを治める伯爵。
謎の病気に倒れて生死の境を彷徨っており、治療法として部下の騎士達には聖灰探しが命じられている。

マリクやロゲイン、ハイエヴァー公爵と共にフェレルデンの独立に貢献した英雄の一人。
彼の姉がマリク(前王)の妻であったため、ケイランは彼の甥にあたる。
ケイラン亡き後、ロゲインと人気を2分する存在となり、諸侯会議での発言力も高い。

アリスターは幼少時に彼の元で育っており、恩義を感じている。
アリスターが壁に投げて壊した「アリスターの母親の首飾り」を修復して自身の書斎の机に保管しており、
彼のことを彼が思っている以上に大切に思い、いつか首飾りを返そうとしていた模様。

アノーラの年齢が高く子供もできなかったことから、ケイランには手紙で別れるように薦めていた。

イザベラ(DAO,DA2)

デネリムの真珠亭に留まり、突如ケンカを始める女性戦士。
だが三人の男をあっさり退けるなど腕前の方はかなりのもの。
自身を「デュエリスト」と名乗っており、サブクラスとして修得させてくれる。
だがそれを教えて貰うにはカードの勝負に勝つか、それを上回る手技を見せつけなければならない。
性の方にも奔放らしく、イベントでもそのことが伺える。
ゼブランに夫を殺された仲のようだが、そのことについては怨みの感情はなく、
(DA2での彼女との会話によると、むしろゼブランに感謝している)
むしろ「昔のように一緒に楽しみましょう」などと誘ってくる。


『DA2』では二刀流ローグとしてパーティーに参加。
ヴァリックから付けられたあだ名は『リヴェイン人』。
離脱条件が厳しいため、特に一週目は泣きを見ることもしばしば。
相変わらず性的に奔放で、ウブな仲間をからかうシーンも。
一方、奴隷として不当に売られそうになっていた人々を解放したり、自分の生き方に憧れるメリルを諭すなど
意外と常識的な思考を持ち合わせているお姉さん。
淫らな痴女としての面と、慈悲深く包容力ある母性の両極端な面を併せ持つ、
ある意味男性の理想を具現化したような女性とも言えよう。

彼女は奴隷商人のカスティオンに奴隷解放の見返りとしてクナリ族から盗んだ遺物を渡しており、
その結果カークウォールにクナリ族が居座り続けていることに内心苦悩している。
(カークウォール解放のためにカスティオンから遺物を取り返すと、
今度は自分がカスティオンに命を狙われ続けることになるため)
プレイヤーの選択によりクナリ族に彼女の身柄を引き渡すと、主人公に散々悪態をつき、
のちにクナリ族から再び遺物を盗み、海に飛び込んで逃走するド根性っぷりがヴァリックより語られる。
ここで彼女をクナリ族に渡さずアリショクと一騎討ちorクナリ族との乱戦を勝利すれば三章も仲間に加わる。

二章ラスト~三章開始までの三年間はカークウォールから姿を消していたが、突然姿を現す。
個人イベントではカスティオンとの因縁に決着をつけるまでが描かれ、
ここでも主人公らには自分の企みを最後まで秘密にしていたが、
その結果が思うとおりに行かなくても主人公とは引き続き一番の親友として付き合い続ける。

ラストバトル前の会話でクナリ族との件を恩義に感じている事を語り、
その信頼に応えるべく奮戦してくれる。

イゾルデ・ゲリン伯爵夫人(DAO)(DA2)

イーモン伯爵の妻。元々はオーレイ出身の人間で、イーモンとはかなり年齢差があるらしい。
魔法の才能を持つ息子・コナーがサークルに送られることを恐れ、
彼の魔法の才能を隠せる程度の訓練を施すために、家庭教師としてジョワンを雇う。
そのことがイーモン伯爵と、レッドクリフに悲劇を招くことになる。


生きているとDA2ではDLC「アサシンの印」にて、
ティーガン男爵(伯爵?)を伴わせてオーレイに里帰りしている姿を確認できる。

イネス(DAO)

Awakeningに登場する、植物学者の女性。
ウェンディングの森にて植物の研究をしており、ウィンから捜索を頼まれる。
DAOでは唯一(?)となる、ウィンを嫌っている人物。
どこまで本気かは不明だが、ウルドレッドがおかしくなったのもウィンのせいだと語る。
ウィンのことは、「精霊に見守られた特別なあたし面したお嬢さん」と評している。

DLC「ウィッチハント」のサークル・タワーにて、彼女のフルネームと著書を確認できる。

イルミンリッチ(DAO)

デネリム伯邸の地下牢に囚われているテンプル騎士。
彼を救出することでウェイキング海男爵の支持を得ることが可能になる。
兄なのか弟なのかは不明。(ブラザーという単語が男兄弟を示すだけで年齢の上下を表さないため)

隠者(DAO)

プレシリアンの森に住む老メイジ。
ザスリアンの言によれば強力なブラッドマジックの使い手だったらしいが、常に錯乱しており、その強迫観念に満ちた言動でプレイヤーを戸惑わせる。
しかし魔道士としては高度な能力を持っており、戦闘の際にプレイヤーを驚かせる。
交渉次第で物々交換が可能で、時にシルヴァンウッドの古老の処分を依頼してくる。

ヴァータグ・ガヴォーン(DAO)

オーズマーのベイレン王子の副官。身分が低い貴族だが、ベイレンと兄弟同然に育った。
ベイレン側の悪事のいくつかを計画・実行に移した張本人。
非常に権勢欲が強く、ベイレンとダスト街の人間(ベラート)との橋渡しも彼がやったこと。
狡猾だが、こういう人物のテンプレ通り忠義に厚く、融通が効かない。

ヴァル・ロヨー(DAO)

オーレイの首府。レリアナによるとかなり荘厳な街並みで、聖歌にあふれ、
貴族達の華やかな装いがきらびやかであるという。

ヴァレンドリエン(DAO)

デネリムの異民族区にて、古老(ハーレン)を務めるエルフの老人。
ダンカンとは昔馴染み。
奴隷商人によってテヴィンターへ送られそうになるが、主人公たちに助けられる。
(シティエルフ出身の場合は救出不可)

ヴァリック・テスラス(DA2)

『DA2』のコンパニオンのドワーフ。ローグの弓使いで武器は愛用のクロスボウ『ビアンカ』一択。
地底回廊冒険隊の隊長であるバートランドの弟で、街でも少し名の知れたホーク達を探検に誘い仲間となる。
主義思想から他メンバーと揉める仲間が多い中、誰とでも概ね仲良くやっている。
ホークに恋人ができると老婆心からの忠告をしたり、メリルの家を尋ねて色々世話を焼いたりとややお節介ながらも面倒見のいい人物の様子。
ベサニーを『サンシャイン』、アンダースを『ブロンディ』等、勝手にあだ名を付けて呼んでいる。
物事は揉め事で解決するよりも交渉で解決する方が好みらしく、戦いを回避して解決する選択肢をとれば友好度が上がりやすい。

物語を語ることが大好きで、『DA2』本編もカサンドラの尋問を受けた彼の口から語られる。
また語りだけでなく本も書いており、その内容(悪い衛兵がひどい目に遭うもの)からアヴェリンに叱られてたりする。

ヴァローラ(DAO)

シティエルフの主人公の友人である、ソリスの婚約者。
主人公の婚約者、または主人公やシアニと共にヴォーンにより拉致されてしまう。
その後、主人公やソリスの活躍によって助けられる。
決して美人ではないが気立ての良い女性で、ソリスを支えていくことを主人公に誓う。
シティエルフの主人公だと、ヴァレンドリエンと共にテヴィンターに送られてしまった模様。

ウイルヘルム(DAO)

元シェイルの主人。レッドクリフ出身の魔道士で、オーレイとの独立戦争の英雄。
魔導師なのに塔の外に住んで妻子までいた。
暴走したシェイルに殺されてしまう。

ウィン(DAO)

サークル・オブ・メジャイの老魔道士であり、パーティメンバー候補。
オスタガーの戦闘にも参加しており、生き延びてからはサークルに戻り、いち早くロゲインの危険性を指摘していた。
サークルに対して協力を求めるグレイ・ウォーデン達に、サークルタワー内で発生した事件の解決を要請する。
魔道士達への協力を断る・テンプル騎士団に同調する、または聖灰を血で汚すと敵対する。
悪鬼との戦闘で致命傷を負ったかに見えたが、精霊の加護で生き延びさせて貰っている。
一方で余命幾ばくもないことを実感しており、最後の尽力としてグレイ・ウォーデンに参加することに。
アリスターに繕い物を頼まれたり、肌寒そうなスタンを気遣ったりと、パーティのおっかさん的な存在。
クセ者が多いパーティメンバーの良心。アリスターやレリアナに尊敬されている。

若い頃は高圧的な性格だったらしく、そのせいで最初の弟子だったエネイリンが
サークル・タワーから脱走してしまい、そのことを長い間、気に病み続けている。

Awakeningではアマランシンの街に滞在している。

意外なことにお酒に対して造詣が深く、オグレンから薦められたエールの成分をピタリと言い当て、彼を感激させている。

ヴィンチェント(DA2)

ロウタウンで商人をしている人間の男性。デイルズエルフのアリアニの夫で、フェンリエルの父親。
ただしヴィンチェントはアリアニがフェンリエルを身ごもった時に彼女の元から離れたため、結婚はしていない。
イザベラも言うように結婚や家庭には向いていない男だが、
サークルに追われているフェンリエルの身を案じている様子を見せる。

ウェイキング海(DAO)

フェレルデンの北側の海域のこと。
ウェイキング海の向こうには自由連邦がある。

ウェイド(DAO)

デネリムで工房を開いている芸術家肌の鎧職人。
ドレイクやドラゴンのうろこを持っていくと、特別な装備を制作してくれる。
職人らしく、完璧主義者で偏屈な性格をしている。
Awakeningではビジル要塞に助手のヘレンと共に滞在しており、
愚痴をこぼしながらも要塞の兵士の装備の製作を一手に引き受けている。
その腕前は鎧専門だったオリジンよりも上がっており、伝説の武器の制作をこなすほどになっている。

ヴェシャール(DAO)

キャンプで売られている間違いなくオリジンで最強の片手斧。
Awakeningでも活躍できるほどの高い性能を誇る。
最大で2つ購入でき、両手に装備させると物凄く強い。
強力な効果がいくつも付随しているが、戦士はもちろん筋力型ローグが装備しても嬉しい能力を持っている。
意外?なことにエルフが作った斧であり、ドワーフがこれを装備して良いかちょっと迷う。

ウェズリー・ヴァレン(DA2)

アヴェリンの夫のテンプル騎士。
アヴェリンとは悪鬼退治の任務において、彼女に助けられた事で知り合った。
オープニングクエストであるロザリングからの脱出時にダークスポーンの攻撃を背中に受けて重傷を負い、
穢れに蝕まれたことから最期を悟り、主人公、またはアヴェリンの介錯により息を引き取った。

テンプル騎士らしく背教者を含むホーク一家には強硬な態度をとるが、
ベサニーorカーヴァーが死亡した際には厳粛に冥福を祈り、主人公が介錯する際には礼を言い残したりと
出番は少ないながらアヴェリンの夫らしく好人物であった事が伺える。

ヴェランナ(DAO)

Awakeningでのパーティメンバー候補であるエルフの女性。
デイルズエルフの伝承者であり、行方不明の妹・セラニを探している。
主人公がデイルズエルフ出身の場合、顔見知りであるような台詞を言う。
ダークスポーンの策略により、人間がセラニをさらい仲間たちを殺したと思い込まされており、
ウェンディングの森にて隊商の人間たちを虐殺していた。
そのことについては後悔しており、責める選択肢を選ぶと消沈し好感度も下がる。
木々や緑色が好き。

デイルズの仲間たちと対立してキャンプを追放されており、
さらに妹がアーキテクトに拉致されているため、感情的で厳しい性格となっている。
しかしオグレンのセクハラや、ナサニエルに「お嬢様」「可愛い」と呼ばれることに対してうろたえることも。
エルフ特有のとがった耳のことをからかわれるのが嫌い。
ジャスティスの朽ちて行く肉体のことを心配し、「何か出切ることはない?」と気遣うなど、優しい一面も持つ。
そのジャスティスからは常々「罪を償うべきだ」と責められ辟易していたが、
最終的には「自分に何が出切るのか考えてみるわ」と彼に答える。

ビジルの要塞のウォーデンたちとの触れ合いが彼女の人間に対する思いを劇的に変え、
エンディングではたった1人で人間の村をダークスポーンの群れから守り抜き、
妹を探すために旅立ったことが語られる。

ウォーデン(DAO)

グレイ・ウォーデン、あるいは主人公のこと。
グレイ(灰色)は政治的に中立であることから来ている。

ヴォーン・ユーリエン(DAO)

デネリム伯爵の息子。たびたび異民族区からエルフの女性たちをさらい、死に至るまで陵辱を行う外道。
父親のユーリエン伯も完全にもてあましている不肖の息子。
シティエルフのオリジンクエストでの初登場時にはシアニによって昏倒させられるが、その後、主人公の結婚式に乱入。
主人公の婚約者、または主人公とシアニたちを邸宅に拉致する。
シティエルフ以外の主人公でプレイすると、ハウ伯爵によって占拠されたデネリム伯爵邸の牢に幽閉されている。
自分の出自が何であれ『なんでもする』と言う言葉は高くつくことを教えてやろう。

ウルドレッド(DAO)

ブラッドマジックを用いてサークル・タワーの魔道士たちを次々と悪鬼に変え、混乱を引き起こした張本人。
支配欲に取り憑かれた「堕落した魔道士」のお手本のような人物。
サークル・オブ・メジャイのボス敵であり、既に人間ではなくなっており、傲慢の悪魔へと変貌している。色々と会話をすることになるが、結局は自身を巨大な悪鬼の姿に変えて主人公たちに襲いかかる。
悪の様式美を理解した人物であり、問答無用で戦おうとすると本気で焦って「経緯を説明させてくれ!」とお願いしてきたりする。


DA2では「アルドレッド」と呼ばれている。

エデュカン朝・エデュカン家(DAO)

ドワーフの地底都市オーズマーを、連続9代に渡って治める名門中の名家。
DAO本編では王が崩御したばかりで後継者争いが起きている。

ドワーフの貴族はエデュカン家の次男(長女)で、オリジンクエストで後継者争いの原因などを知ることができる。
主人公がドワーフ貴族でなく、ハロモントに味方した場合家名が絶えることになる模様。

エネイリン(癒し手のエネイリン)(DAO)

ウィンの個人クエストに登場する、ウィンの元教え子。
サークルに馴染めなかったことと、ウィンの厳しい教育姿勢に耐えられずサークルを脱走。
その後、彼を追跡したテンプル騎士団により殺されたかと思われていたが・・・

エミール・ドゥ・ロンセ(DA2)

カークウォールの処刑塔から脱走した、3人のブラッドマジシャンのうちの1人。
しかし実際はブラッドマジシャンではなく、
「優美な響きがあり、女性にモテそう」という理由で自身がブラッドマジシャンであると吹聴していた。
6歳の時からサークルに居た為に外の世界のことをほとんど知らず、
脱走の目的も「人生をもっと楽しみたい」との、ある意味純粋な動機から。
女の子とキスをした事もない今までの人生を嘆いており、
主人公に「投降前に女の子と一晩を過ごさせてくれ!」とお願いしてくる。
許可すると首吊り亭の店員であるネラにお金を渡して一晩を過ごし、脱・童貞に成功する。
なお、パーティーにイザベラがいるとエミールの筆降ろしを提案できるが、
「さすがの私にだって選ぶ権利はある!」と断られる。
その後サークルへ戻ることを薦めると、メレディスが「なんか知らんが意気揚々と戻って来た」と不思議がる。
最終決戦時にはオーシノの傍でテンプル騎士との戦いに臨むことになるが、
主人公に対し「君のせいでこんな目に」と文句を言ってくる。

エラ(DA2)

処刑塔に住む魔道士の少女。
処刑塔から脱出しようとするところをオルリックに見つかり、静者にされかけていた所を主人公一行に助けられるが
テンプル騎士への怒りで暴走したアンダースに怯え、選択次第ではアンダースに殺されてしまう。
生き残った場合処刑塔に戻るか、カークウォールを離れるかを決めさせる事ができる(その後お礼の便りを送ってくれる)。
救うべきはずの彼女を殺した、あるいは殺しかけた事でアンダースは自身をコントロールできないという事実を突きつけられる事となる。

ちなみにベサニーがサークルにいる場合、彼女の教え子の一人となっている。

エルヴァ(DAO)

デネリム異民族区に住むエルフの女性。
幸福な結婚式を控えたシティエルフの主人公と、自身の恵まれない境遇を比べて妬んでいる。

エルシナ大司教(DA2)

カークウォールの教会最高責任者。過去にはアメル家とも親交があった。
セバスチャンにとっても恩人で、復讐を求める彼をいさめる場面も。
高い地位と高潔な人格を併せ持つ作中でも貴重な人物。カークウォールの歴史上最も尊敬を受けた大司教であるらしい。
教会の立場をわきまえており、テンプル騎士団と魔道士間の関係も「中立」を保っているが、
その姿勢が時代にそぐわなかったために終盤に悲劇に見舞われることとなる。

エルフ(DAO)(DA2)

亜人間族。耳が尖っており、身体は細身で人間に比較してやや低身、顔立ちの整った人が多い。
近年まで奴隷階級だったが、現在は平民階級となっている。
だが、特にフェレルデンでは未だに根強い差別が残っており、社会的地位が低い。
オーレイにおけるエルフは貴族に仕える者が多く、その容姿の良さや機敏さを評価されているという。
出身にはデネリムの異民族区で厳しい生活を送る「シティエルフ」と、
人間からの支配を拒絶し、流民として森に生活を根ざした部族集団の「デイルズエルフ」がある。

元来は不老の種族だったが、人間と交流したために神に呪いをかけられ寿命が縮まったとされている。


DA2ではモデリングが多少変わり、極端な逆三角形の顔、目立つくらいに尖った耳、白目がないほどに大きい瞳孔、
などさらに「亜人間」っぽい者が増えている。体系もさらにスレンダーになっている。
一方で仲間のフェンリスやメリル、少しだけ登場するゼブランなどの美男美女も存在する。

エルリック・マーライン(DAO)

ケイラン王の側近を務めていた儀じょう兵。
ロゲインが裏切ったことによりオスタガーの戦いから逃亡するが、オーレン男爵に捕まる。
その後脱走し、オーレン男爵兵により処刑され、偶然その場に遭遇した主人公たちに王室宝箱の在処を伝え息絶える。

エレガント夫人(DA2)

ホークの友人で、ロウタウンでポーションを販売している。
貴族と結婚したのだろうが、なぜロウタウンに店を出し続けているのか理由は不明。
DLC「アサシンの印」ではオーレイに滞在しており、ワイバーン狩後の立食パーティーに参加している。
このことから結婚相手の家柄はかなり良いと推察される。

エレノア・クーズランド公爵夫人(DAO)

人間貴族の主人公の母親。ブライス・クーズランドの妻。
若い頃は武闘派でならした、弓を得意とする女傑。クラスは戦士。
ハウ伯爵の襲撃により行方がわからなくなった夫を探すために、主人公と共にハウ伯爵の軍勢と戦う。
最後は主人公とダンカンを逃すために城に留まり、夫に寄り添い運命を共にした。
ウィンと並ぶ、元気なおばあちゃん。J( 'ー`)し<アナタハニゲルノヨ……

エンドリン・エデュカン王(DAO)

オーズマーの王。ドワーフ貴族の主人公の父親。
第1次ブライトで滅ぼされたと思われていた、
カル・シャロクの都市と友好関係を再構築するなど、偉大な王として知られる。
しかし高齢な上、長男の急逝と次男の追放が重なった心労により、じょじょに衰弱。(毒を盛られたという説もある)
跡継ぎを明確にできないまま崩御した。

エヴァード(DAO)

オーズマーの闘技場で戦うことになっていた闘士。
ベラートの命令により、彼を勝たせるため闘技場に忍び込んだ主人公たちだったが、あろうことか彼は泥酔して高いびきをかいていた。
レスケ曰く「死体にすら負けそうな」見掛け倒しの男。

オーガ(DAO)(DA2)

元はクナリ族のブルードマザーから生み出されたダークスポーンの巨人。
要所に中ボスとして登場することが多い。
掴みやタックル、後方キックや岩石投げなど多彩な攻撃でウォーデンを苦しめる強敵。
ケイラン王を殺したオーガは、DLC「オスタガーへの帰還」にて復活して再登場する。
Awakeningでは全身に装甲を纏った「鎧オーガ」という更に強力な敵が登場する。


DA2では出番こそ減ったものの、序盤でベサニー、またはカーヴァーを殺害するなど、
前作に引き続き重要な人物を殺害する役目を担っている。

オーシノ(DA2)

カークウォールのサークルの筆頭魔道士。
その力量を見る機会は少ないが、クナリ族の群れに一人で立ち向かったり、かなりの実力を持つ魔道士だと思われる。
第三章ではハイタウンで演説をぶってカークウォール市民へ魔道士の権利を訴えたり、
最終局面でも休戦を訴え、自身らは投獄覚悟で無関係の魔術師は救うようメレディスへ要請したりと
魔道士サイドの最高責任者らしい行動も取る。

彼とテンプル騎士団の長 メレディスとの不和が、カークウォールでの不幸な出来事に繋がった。
メレディス側にも問題はあったが、彼自身も影でブラッドマジックの実験を援助していたり、いろいろと問題が多い人物。
特にホークの母親であるリアンドラの死の遠因を作ったのも彼である。

オグレン(DAO)

オーズマー在住のドワーフの戦士。地底回廊への同行を了承すると仲間になる。
妻であるブランカが2年前に地底回廊へ調査に出向いたまま帰還しておらず、彼女の安否を心配している。
酒好きの狂戦士。ゲップのボイスがやたらリアルで、話しかけるのをためらう。
シモネタをこよなく愛し、パーティの男女問わずセクハラ発言を仕掛ける。
ドワーフには魔法耐性があるため、あのモリガンすらオグレンを苦手としている。
同じくお酒好きのウィンとは気が合う模様。ゼブランとは漫才コンビのような掛け合いを見せる。
さらに主人公がドラコン砦に囚われた際は、2人で「サーカスの兄弟」に変装して救出に赴く。
(まあ、ゼブラン&スタンでもサーカス兄弟をするのだけど…)

エンディングではデネリムに留まり、部隊長に就任することが本人の口から語られる。
アーチデーモンとの戦いで主人公が犠牲になっていると、
デネリムの将軍職に就いて酒を絶ち、再婚して子供を授かっている。

Awakeningでも引き続きパーティーメンバーとして登場。
「血の儀式」を昏倒することもなく楽々と乗り越え、グレイ・ウォーデンとなる。
しかし酒好きなところと、家庭を顧みない性格は相変わらず。
愛人のフェルシと再婚して子供も生まれているが、フェルシに再度三行半を突き付けられ別れる。
しかしフェルシと子供への愛情がない訳ではなく、
家族への愛と、戦士としてしか生きられない自分自身を秤にかけて葛藤している。

オグレンをビジルの要塞に残してエンディングを迎えると、
要塞の門にて2匹のオーガを倒したものの大量失血により意識を失い、
数週間ののち目覚めた時に英雄として讃えられていたことに驚いた様子が語られる。
個人クエストをクリアしていると、主人公の校正の元、
子供に対してこまめに手紙を送っているとのこと。

オスタガーの戦い(DAO)

オスタガーの廃墟にて発生した、ケイラン王率いるフェレルデン連合軍と、ダークスポーンの大軍による大規模な戦闘。
連合軍の中核を成すロゲイン公爵の裏切り(戦線からの逃走)により、連合軍はわずか数名を残し壊滅。
ケイラン王と、グレイ・ウォーデンのフェレルデン指揮官であるダンカンまでもが戦死してしまう惨事となった。

オスタガーの戦い考察(DAO)

説①
作中でイーモン伯爵がケイランに彼の無謀を諌める手紙を送っていたり、
側近のエルリックが「最初からあれは無謀な戦だった」と語っているように、
オスタガーでの戦いはケイランの判断ミス、最初から勝てない戦いであった可能性もある。
(ダンカンさえも、ブライトを甘く見ているケイランに懸念を示していた)
よって、ロゲインの逃亡は配下としては許されないことではあるが、戦略眼としては正しかったといえる。
数多の戦場を戦い抜いてきた現実主義者であるロゲインとの対立と、ケイランの理想主義と夢の限界が生んだ悲劇。
それがオスタガーの戦いだったのかもしれない・・・。

説②
オスタガーの戦いでは、フェレルデン軍の戦力が整う前にダークスポーンに侵攻を許してしまった。
ロゲイン隊を含む全軍で立ち向かうか、ケイランが言った様に「援軍を待つしかない」状態において、ロゲインは援軍を拒絶し、
さらには戦場からの逃亡という有り得ない選択を行った。
ダンカンはアーチデーモンの出現という最悪の事態をも想定していたが、それは杞憂となったため、
前提となる作戦通りにロゲイン隊が動いていれば、犠牲を出しつつも撃退は不可能ではなかった。
オスタガー後のロゲインの強弁に対し、ティーガン伯爵は主人公との初対面時
「ケイランが自分の名誉のために全てを危険にさらした?そんなバカな!」と言っている。
ロゲインはオーレイとの外交同盟を進めるケイランに「勝たせたくなかった」。
「オスタガー」をケイランを排除する良い機会だと思ったのだろう。

補足①
裏では、子息に恵まれないアノーラについてイーモン伯爵はケイランに「離婚」を薦めており、
自分の娘(アノーラ)を王族と結婚させ、権力を盤石なものとしつつあったロゲインにとって
ケイラン~イーモンの繋がり、ケイラン~オーレイの繋がりが脅威であったことは明白である。
(ケイラン自身はアノーラとの離婚には反対していたのだが、一方で女帝とは親密な関係でもあった。)
ケイランを見殺しにした後、ロゲインが真っ先に行ったのはイーモンの毒殺計画だった。

補足②
オスタガー戦前後で謀殺された人間が、失敗も含めて全員親オーレイ派であることから
ロゲインがまとめて殺害しようとした事は明らかで、戦略的な観点からケイランを見捨てたのではなく、
単に計画的なものであったと考えられる。

オラーナ(DA2)

賢者ハドリアナに仕える奴隷の少女。生まれながら奴隷で父親もハドリアナに仕えていた。
父親をブラッドマジックの贄にされ悲しみに暮れているところを主人公らに助けられ、選択によっては主人公宅で奴隷or使用人として住み着く。
ハドリアナが悪人とは知らず、父が殺されたあとも彼女が他の賢者から格下扱いされ、苦しんでいたことに同情している。
音楽の心得があり、自宅で雇うと私物としてリュートが置かれる。腕前はなかなかのもので、
メリルを恋人にすると彼女に音楽を教えている事が分かる(『気長に教えてやっているがメリルは魔法に集中した方がいい』とは主人公評)。
ちなみに奴隷から解放して住み込みの使用人にしても母親からは『エルフの奴隷なんて~』的な事を言われる。そこはちゃんと説明してあげても…。
使用人としてはかなり優秀なようで、ボーダンは「私たちが居なくなってもオラーナが居れば家のことは大丈夫」と語っている。

声は非常に可愛いが、外見がアレなのが残念なところ。

オリアナ・クーズランド(DAO)

ファーガス・クーズランドの妻。人間貴族主人公のアンティヴァ出身の義理の姉。
ファーガスの息子への教育方針には、少々不満がある模様。
息子オーレンと共にファーガスの出陣を見送った夜、ハウ伯爵の襲撃により息子と共に殺されてしまう。

オリヴィア(DA2)

テンプル騎士・スラスクの娘の魔道士。
スラスクとサムソンの手によりサークルからの脱出に成功したが、
協力者のレイナー船長により奴隷商人に売り渡されることを察知して逃走。
追い詰められて悪鬼と化し、スラスクに礼と今後の生活に対する希望を綴った手紙を残して死亡した。

オルリック(DA2)

処刑塔勤めのテンプル騎士。
魔道士たちを迫害するのが趣味と言うサディストで、本作における「悪いテンプル騎士」の代名詞的存在。
アンダースは直接面識があり彼の趣味嗜好を忌々しげに語る。アンダースの友人であるカールを静者としたのも彼。
逃亡途中の魔道士エラを見つけ、静者にしようとしたところで主人公一行と出くわし殺害される事となる。
三年以内にカークウォール中の魔道士を静者とすることでカークウォールの安全を保つ「静者的解決」まで進言しており、
エルシナや、あのメレディスからも却下されているが自身は諦めていなかった様子。
エラを救出後、サークルに戻るよう勧める際の「オルリックがいなければ何とか大丈夫かも」という台詞から
彼の存在が如何に魔道士たちにとって不安要素であった事が分かる。
また、ベサニーがサークルにいる場合『テンプル騎士は皆礼儀正しいがオルリックらは最低』と手紙に書いて寄越している。

オーズマー(DAO)

ドワーフの地底都市。現在はエデュカン朝が治めている。
厳しい階級制があり、貴族の住むダイヤモンド区、平民の住む平民街、
そして全てを記録するはずの記録館からも見捨てられた無階級市民の住む貧民窟・ダスト街がある。
また平民街には戦士達が技を磨く闘技場があり、貴族を含めたドワーフ達の憩いの場となっている。
なお現在、地底都市で現存するのはカル・シャロクとオーズマーの2つだけである。

オープニングの歌(DAO)

レリアナが歌っている。
パーティキャンプのイベントで確認可能。

オーレイ(DAO)(DA2)

フェレルデンの西の国。レリアナの出身地。
近年までフェレルデンを支配していたが、マリクを中心とした勢力の活躍により独立されてしまった。

近年、最も伸張した国であり、文化的に洗練された国。現在は女帝が支配している。
フランスがモデルなっている。そのためかオーレイ人はフランス訛りのような英語を話す傾向がある(特にマジョレーン)。
DA2ではスパイによる暗殺合戦やパズルなどの謎解き、意味不明な見栄を張ることなどが「オーレイ人らしい」などと呼ばれている。

オーレン・クーズランド(DAO)

ファーガス・クーズランドの息子。人間貴族の主人公の甥。
父親から様々な英雄憚を聞いて育ち、自身も「真実の剣」を振るって悪と戦うことを夢見ている。
主人公に剣を教えてくれとせがむ、活発な少年。
しかしハウ伯爵の襲撃により、母親と共に殺されてしまった。




Last-modified: 2022-11-18 (金) 19:36:14

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