完全新規タイトル。 初のホラーADV。
“しるし”を持つ者は死ぬ。 東京都H市に、そんな噂が流れはじめてから、“しるし”による不審死と思しき事件が起こっていた。 “しるし”、それは突然体に刻まれてしまう、文字通り印のような痣(アザ)。 痣の発生原因は定かでなく、どこかで幽霊に遭遇したせいだとか、知らぬ間に呪いに触れてしまったせいだとか、さまざまな噂を呼んでいた。 そんな折、“しるし”を持つ者の中に、とある館を訪ねる者たちがいた。 あなたもその中のひとり……。 「ようこそ、九条館へ」。 出迎えた主は、言葉を話す美しい人形。 「このままではあなた方は死にます」、「ただ、助かる方法がない訳ではない」。 人形は静かに語り始めた。