基本職概要†
特定の基本技能に特化しており、ハイマスター能力は中級/上級職より効果が高い。
中級/上級職より成長が早く、特殊技能の伸びも良い。
基本職という名称ではあるが、最序盤から最後まで探索や戦闘に不可欠な職である。
最序盤から最後まで「これだけは他職に負けない」という一芸を発揮できる職群。
呪文を覚える職はLv13で7段階目の魔法を習得する為、3個以上覚えさせて転職させると、
転職後のMPが3になるので効率がよい(リセット推奨)。
戦士 Fighter†
HPと物理攻撃力が高い前衛職。特に特殊な能力も無く、他ゲームでは上級職の前座と見られがちだが、
エルミナージュでは単純な物理攻撃ダメージにおいて全職業中最高を誇る。
レベルアップの早さ、良質な武器、物理攻撃UP+1の高倍率
この3要素が織り成す戦士のパワーは「多少高い」などというレベルではなく、まさに圧倒的。
連撃やツバメ返しといった付加要素を考えない場合、他の追随を許さない。
基本スキルはないが、全職業中最高のHPと数多の強力な武器防具を装備できるというのも一つのスキルである。
- 転職条件
- 能力:腕力12/性別:制限なし/性格:制限なし
- 基本能力
- なし
- ハイマスター能力(LV26)
- 物理攻撃UP+1:Lvに比例して物理攻撃の威力が大幅に上昇。
- エクストラスキル:
- 食いしばり 堅陣 お邪魔タックル 死体投げ 嗜虐の享楽 被虐の快楽 破滅の烙印
- 転職元適性:C
- 引き継ぐ物が何もない。が、高いHPは魅力的な要素。ただし、ドレインやウルマクルで職相応のHPに再計算されるので注意。
- 最終職適性:A
- 最初から最後まで物理のエースで優秀な壁。
高レベルのツバメ返し持ちには無力であるが、足手まといとなる期間はほぼ存在しないと言える。
かなり多くの武器や防具を装備でき、アイテム収集の楽しさにも一役買っていると言える。
- 無転職適性:A
- 仕事はとにかく殴ることであるため、呪文を覚えていなくても困りはしない。
装飾枠が空きやすいのでイノセントマントは装備しておきたい。
終盤、力のメダルが余ってきたら呪文を覚えにいき、再び戦士に戻るのもいいだろう。
- 必要経験値
- 低い(レベル2になるのに必要な経験値:「880」)
◆基本事項
- 前衛職の代表で、序盤から終盤まで幅広く活躍できる。
- HP上昇率が最も高く、数多の武器防具が装備可能であるため、壁としても優秀(職専用装備以外)。
レベルが上がれば命中の低さも気に成らないし、物理攻撃威力アップが強力なため首切りなど無くても一撃で敵を粉砕できる。
- 成長スピードそのものも速いためドラゴニュートであれば早くから強力なブレスを吐ける。
ブレスのダメージ上限は200と高くないため頭打ちが早いが、強力なブレスを序盤で使えるのは魅力。
- もともと装備に困らない戦士だが、デビリッシュだと敵の呪い装備も気兼ねなく使え、さらに選択の幅が広がる。
呪文抵抗や特殊抵抗、属性抵抗が高い元モンスター冒険者にもお勧めの職。
◆技能関連
- 特別なことは何もできずただ殴るだけだが、殴ることに関してはプロ。
唯一のHM能力である物理攻撃力upの上昇率がダントツなため、単発のダメージは侍を始めとした前衛職のそれを遥かに上回る。
- DL版のスキル追加イベントの恩恵を大きく受けた職の一つ。特に戦士の高い攻撃力で行う「速攻」は本職である狩人のお株を奪いかねないほど強力。
「メイン二刀流」も殴り職には有難く、さらに「警戒」や「盗賊技能」までも追加できると基本技能が何もないのを追加スキル用の空き枠の多さというメリットに変えている。
クリア後ダンジョンのレアドロップが必要であったり、周回を重ねる必要があったりとハードルは高いが戦士を最後まで使っていくなら是非有効活用したい。
◆装備関連
- 武器
- 今作には前2作で猛威を振るった魔斧バルタギアスがないため、最終候補の武器が今までとは異なる。
- 順当にいけば「夕凪のフルーレ」や「巨人の斧」あたりが候補か。デビリッシュなら霊等倍の「死者の大斧」もおすすめ。
- 上位ハンマー系武器が強化されているため、両手武器もある程度候補になり得る。
- エントライー、大破壊鎚のALL=(1.5倍打)効果は非常に魅力的。
- 防具
- 君主と同様に防具の選択肢は非常に豊富。
- 戦士の定番防具のクルセイドアーマーは残念ながら削除された模様。
魔術師 Mage†
火・氷・雷等の属性攻撃呪文を主軸に、睡眠や転移などの補助魔法も使う魔法職。
呪文ダメージは非常に高いが反面HPの伸びは悪く、冒険後半は呪文耐性が高い相手も多いので工夫が必要になる。
移動中に使う転移魔法のティオメンテはダンジョン探索に非常にとても有用なので1人いると便利。
- 転職条件
- 能力:知恵12/性別:制限なし/性格:制限なし
- 基本能力
- 魔術師呪文:魔術師呪文を覚える。
- ハイマスター能力(LV26)
- 魔術師呪文UP+1:Lvに比例して魔術師呪文の威力が大幅に上昇。
- エクストラスキル:
- 高魔源 精霊契約 魔術の真髄 魔力還元 破壊の歌 嗜虐の享楽 被虐の快楽 破滅の烙印
- 転職元適性:A
- ティオメンテやストーマを使えるキャラは幾らいても困らない。
- 最終職適性:A
- レベルが3ケタや4ケタに達する相手との戦いではつばめ返しやACの影響を受けない魔術が活躍する。
召喚師のレイバーロード爆弾には一歩譲るが、攻撃力も極めて高い。
- 無転職適性:C
- 装備できるのはマントだけのうえ、装飾品枠は魔印で埋まりやすいので出番は少ない。
抵抗値は最終的には他の装備品でなんとかなるので、無理にマントに拘る必要はない。
EXスキルとパーティーの組み合わせ次第で無転職でやっていくことも十分可能ではある。
が、それと使い勝手がいいかどうかは全く別の話であるため、余裕があれば他系統の魔法も覚えておきたい。
- 必要経験値
- 低い(レベル2になるのに必要な経験値:「980」)
◆基本事項
- EXスキル導入で大幅に評価を上げた職。パーティの構成次第でもっとも安定したアタッカーになれる。
転職元の職業として見ても優秀だが、最終職としても非常に優秀。
◆技能関連
- 魔術師呪文
- 回数に制限があるが呪文攻撃は強烈。炎氷雷闇の魔印などを装備することでさらに強化される。
- ティオメンテは、一度でも踏破した地点に移動できる非常に便利な呪文。
ダンジョンからの脱出にも使え、中盤以降の探索の鍵であるともいえる。
- 魔術師が使用した場合のみ、火氷雷の攻撃属性を上昇させると無属性全体攻撃呪文エンテルクミスタの威力が上がる。
- エンテクルミスタを覚えてしまえば、一撃で敵の群れを一網打尽にすることも可能。
- エクストラスキルの魔術の真髄および精霊契約との相性が良好。
- フランベルジュなどの道具効果にも有効であるため、使っているだけでも安定したダメージになる。
- 専用スキルである魔術の真髄は、呪文抵抗を無視して魔法を素通し(ただし属性や特殊耐性は無視しない)することができる。
- 魔術師呪文抵抗の判定を無視するため、敵を状態異常にできる確率も高い。
睡眠耐性や回復率の低い敵を眠らせて一方的に叩きのめすことが出来る。
特に今回、麻痺・石化を自動回復する敵がおり、抵抗を受けにくい睡眠呪文ミサーマの価値が相対的に上がった。
- 一方の精霊契約はLv26以降、火氷雷属性呪文のダメージが3倍となり、さらに攻撃範囲がエンテルクミスタと同じ2列となる。
高威力のジアカラドで敵全体を攻撃することも可能。ただし、精霊契約をとると真髄が使用できないので、魔術抵抗は無視できない。
シナリオクリア後のボスは魔術抵抗が低い相手が多いため、道中は真髄エンクミ、ボスは精霊契約と使い分けるといいだろう。
- 攻撃力が非常に高い一方で、相変わらず結界には弱い。
結界対策に高魔源は必須だが、魔術師自身は魔術の真髄か精霊契約を取りたい。
結界を使ってくる敵が出現するダンジョンでも活躍させるつもりなら、他の高魔源持ち職業(侍、司教、遊楽者)を
パーティに入れることをオススメする。
- もし結界で反射されてしまうと威力の高さ故に即死しかねない。良く使う攻撃呪文と同じ属性防御を100以上にするとリスクが減る。
(特に精霊契約ジアカラドは高レベルでも危険なため、雷属性抵抗は100にしておきたい)
- 今作ではハイマスター能力解放前でも初期店売り魔印と、何よりExスキルのおかげで、戦士以上の攻撃力を発揮することができる。
◆装備関連
- 3属性を強化する専用武具が幾つか存在するので上手く利用してダメージの向上を図るとよい。
- 武器
- 物理攻撃に期待する職ではないので、属性攻撃力を強化する武器を選択しよう。
- 2属性分は魔印+3で強化することになるので、残る1属性をあげるべきか。
- 装備は出来ないが道具使用で威力を発揮する武器があるので、手に入れたら持ち歩くとよい。詳しくはこちらを参照。
- 防具
- 防御面に関しては相変わらず強力な防具が装備できず、自身も虚弱体質である。
後列攻撃が可能な敵が出現した場合、前衛が守ってあげないとあっという間に死んでしまうので注意しよう。
- 魔印+3の属性攻撃力の増加分が非常に大きい為、装飾品枠は魔印で占めることになる。
- 属性防御を稼ぎ難くなるが、ダメージ大幅強化の恩恵は大きいので極力選択すべき。
僧侶 Priest†
回復魔法を専門とするほか、防御系の補助魔法を使いこなす魔法職。
回復魔法やディスペルの使い手としては多職の追随を許さない。
HP上昇率が高めで、防具も比較的良いものが多く、殴り能力も多少あるので構成によっては前衛もこなせる。
- 転職条件
- 能力:信仰12/性別:制限なし/性格:善・悪
- 基本能力
- 僧侶呪文:僧侶系呪文を覚える。
ディスペル:霊・不死系モンスター1体を消滅させる。経験値は手に入らない。
霊体攻撃:装備武具の倍打に関わらず通常攻撃で霊体系モンスターにダメージを与えられる。
- ハイマスター能力(LV26)
- 僧侶呪文UP+1:Lvに比例して僧侶呪文の威力が大幅に上昇。
御魂解放:ディスペルの対象が全体になり、倒した場合に経験値が入手可能になる。
- エクストラスキル:
- 食いしばり 慈愛の御手 呪言 癒しの歌 守りの歌 ドレイン サクリファイス 絶対防壁 被虐の快楽
- 転職元適性:A
- 状態回復や蘇生は回数が多ければ多いほど良い。
- 最終職適性:B
- 御魂解放で強化されたディスペルにより霊・不死系モンスターに対しては強いが、回復手段は他の職業でもこなせる。
ただし、最強クラスの敵に立ち向かう時には僧侶のイムルアラティの威力は切り札的存在となる。
- 無転職適性:B
- 回復能力はトップクラスだが、それだけを専業でやっていくのは思っている以上に茨の道である。
できれば他の魔法職を経由してやれることを増やしておきたい。
ただし、強力な「破壊の翼」を装備できる数少ない職業なのでイノセント維持をする価値はそれなりにある。
他の魔法職を経由する場合はアイテムによる転職をオススメ。
- 必要経験値
- 低い(レベル2になるのに必要な経験値:「900」)
- 回復、支援等の回復魔法を主軸としつつ、即死魔法による攻撃と解呪や対霊攻撃も可能な職。
- 序盤の戦力や転職元の職業として見ると優秀。
- HP上昇率がそこそこ高く、ある程度の重い防具も装備できるため、編成によっては前衛に立つ場合もある。
- 最も早く僧侶の呪文を習得するため、序盤のPTには需要の高い職である。
帰還魔法のハニラストラを早期に覚えられるというメリットは絶大。
- 物理攻撃UPを持たない職業としては例外的に、僧侶は約Lv10毎に1回、攻撃回数の増加がある。
- 「破壊の翼」が装備できれば、専門職には劣るが終盤でも物理攻撃をそれなりにこなせる。
- 御霊解放は不死・霊のモンスターを一気に倒してしまえるので、これらのモンスターに対しては巫以上に有効。
- 僧侶のみイムルアラティの呪文で敵のHPの1/2ダメージを与えることができる(他職は1/8ダメージ)。
- メインシナリオクリア後のHPが数千~数万のボス敵に対して有効な切り札となる。
- 呪文威力の伸びは凄まじく、エクストラスキル「慈愛の御手」と合わせて回復呪文の回復量では他の追随を許さない。
- 今回からエルナムの呪文が神聖属性のダメージ攻撃に変更された。
- 僧侶呪文UP+1の超倍率が乗るのだが、元の威力が低めに設定されているためしっかりと神聖属性攻撃を高めないとダメージが伸びない(神聖0だとレベル500程でも150程度のダメージ)
- また、魔術師呪文とは効きやすい敵が異なるのも注意、魔術抵抗は低いが他は高めという強敵も存在する。
- 最も貴重なLv6帯の魔法なので、パーティの状態を考慮した上で使用すること。
- 序盤の金銭的に厳しい時にパーティが半壊した場合は、サクリファイス専門の僧侶を使い捨てるという手もある。
良心と相談してみよう。
- DL版以降のスキル追加イベントでは新たに物理攻撃UPを習得可能になった。
- 下記の通り武器の装備適正に難があるので前衛には劣るものの、他に新た習得した職と違い元々攻撃回数がしっかり伸びる為、破壊の翼を装備可能なこともあって、高レベルになればそこそこ殴れる軽戦士的な立ち回りも可能に。
- また、基本技能枠に1つ空きがある為「速攻」や「警戒」などから1つ追加できる。
例によって物理攻撃UP共々習得にはレアアイテムを要求されるためハードルは高め。
◆装備関連
- 武器
- 実は装備できる強力な武器はほとんど存在しない。破壊の翼が装備できるとはいえ、過度の期待は禁物である。
- 終盤までは無難に天狗の団扇・ソニックブームでも構わない。霊モンスターを殴れるだけでも価値がある。
- 打撃力を捨てて、耐性のある武器と盾で防御を固めるのも一手である。
- 神殺しの槍が装備できるので、神影相手には活躍可能。ただし、今作の神影は無理に倒す必要はない。
- 射程Sであるがアイデンティータの多少の強化とノーデンオルク召喚&破壊の翼のコンボ(全敵ダメージ3倍)で
Lv100程度でも最大1000ダメージ叩き出せる。労力はかかるが、どうしても僧侶に殴らせたい方に。
- 装備はできないが、魔魂の槍でエルナムが使える。lv6帯の呪文回数を温存できる恩恵はあるので持たせてみても良い。
- 周回で手に入る武器に強力なものがあるので、いっそそれを狙って4周するのもあり。
- 防具
- 比較的防具には恵まれている。魔法耐性・属性耐性に恵まれた装備も一通り揃っている。
- 回復の要となるので、各種耐性・状態異常にも特に気を配りたい。
- 盾は装備できるものの、ラインナップは微妙。長所をしっかりと錬金で伸ばしておきたい。
- ディシプリンと薔薇のカチューシャを装備して状態異常に特化してみるのもまた一興。ワービーストなら猛毒のおまけ付き。
盗賊 Thief†
敵を倒した後の宝箱の開錠や敵アイテムを盗むなどアイテムに関わる事柄に必須の職。
そのためエルミやるなら1人は入れておけといわれる職の代表格。
武器攻撃もそつなくこなすがHP上昇率は並。装備できる防具も平凡なものが多い。
- 転職条件
- 能力:敏捷12、幸運12/性別:制限なし/性格:中立・悪
- 基本能力
- 盗賊技能+1:秘密発見と罠の判定・解除が可能。通常の盗賊技能より成功率が高い。
- ハイマスター能力(LV26)
- 物理攻撃UP:Lvに比例して物理攻撃の威力が上昇。
装備解除:敵の装備を外し、能力を弱体化する。外した装備は盗むで入手可能。後列から使用可能(敵の前列のみ)
錬金術の呪文(ユニハコット)で射程をLにすると後列の敵からも奪うことが可能。
ただし鍛冶で武器の射程解除しても射程は変わらない。
盗む:敵が持っているアイテムを盗める。
こちらもユニハコットで射程制限が解除され、鍛冶での射程解除では射程が変わらない。
- エクストラスキル:
- 食いしばり 盗み渡し お宝発掘 お邪魔タックル 不思議な鞄 高笑い 希望の歌 夜行
- 転職元適性:C
- 引き継ぐ物が何もない。
エルミナージュのアイテム転職はwizシリーズと違いLVではなく経験値を引き継ぐので、成長の早さを活かすのも難しい。
- 最終職適性:B
- 罠解除性能は高い物の最終的な信頼度では錬金魔法に劣り(注:幾ら高レベルでも調査含めて100%にはなりません!)、
盗みに関しても、序盤からハイマスター能力無しでモンスター装備品を入手できる召喚師にややお株を奪われた感はある。
だが、所持品盗みは相変わらず盗賊の専売特許であるし、何より高レベルの敵装備は契約よりも盗みの方が圧倒的に楽。
結局、お世話になる場面も多いだろう。
- 無転職適性:B
- 前作ではイノセントシリーズで装備枠を圧縮して盗む用の所持品枠を確保するのが有効だったが、
エクストラスキル実装で盗む用に枠を空けておく必要性は乏しくなった。
魔法職を経由した方ができることが増えていいかもしれない。
- 必要経験値
- 全職業で最低(レベル2になるのに必要な経験値:「850」)
- 探索や宝箱開錠の専門家。全職でNO.1の盗賊技能を持つ。ただし、過信は禁物である。
今作では宝箱の解錠難易度が高く設定されているのか、前作に比べ罠を発動させてしまうケースが多い。
レベルがある程度高くなれば精度も上がるが、それまでは前作のようにとりあえず任せておけば安心、ということはない。注意。
- 加えてシークレットドアの発見能力も従来の性能から比べるとかなり下がってしまっている模様。
盗賊がいるから簡単にドアを発見出来るわけではないので、自力探索する場合マップ埋め(及びプレイヤー自身の勘)がこれまで以上に重要になっている。
- ハイマスター能力の「盗む」「装備解除」は、敵の装備を盗む事ができる能力。盗品の活用はエルミナージュならではの楽しさの一つ。
- 3からは召喚&魂の盟約で盗む以外の方法で敵装備を入手できるようになったが、盗賊のお手軽さはまだまだ有用。
特に高レベルになってくると契約での装備剥ぎは相当厳しくなってくる。
- LvUPに必要な経験値が少ないため、全職業中ずば抜けて成長が速い。
その為、HPや攻撃力の伸びも悪くはなく、装備にさえ恵まれれば準前衛として戦える。
「隠れる」後の攻撃もなかなかの破壊力があり侮れない。
◆装備関連
- 今回エクストラスキル「不思議な鞄」のお蔭で、持ち物の余裕を気にするシーンは相当減った。
- ただ他のスキルを常時使いたい時は、盗むを生かすために装備は絞っておきたい。
- 武器
- 定番はブーメランで後衛から攻めるか、耐性防御を持った武器で守りを固めるかの2択。
- レベルが上がりやすい分HPもそこそこ高めになるので、竜皇剣を持っておくと、ブレスでの雑魚掃討が便利になる。
- 防具
- 序盤はフォレストウォーカーを装備しておきたい。意外と倍打が役に立つ。
- 防具も絞りたいときは、できるだけ一つの装備で複数の耐性を持つ防具を選ぼう。
錬金術師 Alchemist†
味方を強化したり、敵を弱体化、状態異常を付与することに長けた魔法職。
武器や防具に様々な効果を付加できる「鍛冶」、探索や戦闘をより楽にする為のアイテムを合成する「錬金」を行える唯一の職でもある。一人は育成必須と言える。
アイテムの呪いを鍛冶で解除することもできるため、盗賊と一緒に育てておくと中盤のアイテムライフが楽しくなる事請け合い。
- 転職条件
- 能力:知恵12 幸運12/性別:制限なし/性格:制限なし
- 基本能力
- 錬金呪文:錬金術師の呪文を習得。
鍛冶:鉱石と武具を組み合わせて武具を強化。
練金:鉱石を組み合わせて冒険を補助するアイテムを作成。
- ハイマスター能力(LV26)
- 練金呪文UP+1:Lvに比例して練金呪文(ゼオナダル)の威力が大幅に上昇。
分解:合成した鉱石や武具を分解して元に戻すことができる。
高純度合成:Lvに比例して%分錬度数値が補正される。
- エクストラスキル:
- 天の理 地の理 人の理 百職
- 転職元適性:A
- 唯一錬金術魔法を習得できる職である。ロイド、ラロイドは序盤から終盤まで有用。
他にも地味に便利な魔法も多い。
- 最終職適性:A
- 鍛冶・錬金は専売特許。常時酒場待機で寄付だけで成長、というのも可。
- 無転職適性:B
- マントを取るか、汎用性を取るか。錬金魔法のみだと、戦闘で暇になることも多い。
- 必要経験値
- 低い(レベル2になるのに必要な経験値:「980」)
- 錬金呪文を覚えられるのはこの職だけなので転職元の職業として優秀。
- 狩人に転職した場合のみ練金呪文のMPをそのまま維持することが可能。
- 魔術師と並びHPの伸びは最低クラス。特殊抵抗や耐性でカバーしよう。
- 戦闘時に使う錬金術はステータス支援や敵への状態異常といった補助的な魔法が多い。
麻痺や混乱、魅了などの補助系魔法の他、戦闘中全員まとめて確実に逃走できるなど、便利な呪文が揃っている。
特に今作ではフロアマスターという強敵が追加されたため、マハマハが序盤において非常に優秀。
- 「鍛冶」「錬金」を使いこなすことで、装備の強化や冒険を楽に進められる。
「鍛冶」「錬金」の有無により難易度が格段に変わる為、一人は育てておく必要がある。レベルの上がりやすい下級種族で作ることを推奨。
また、強力な装備は大抵呪われているのでデビリッシュ以外の種族が使う場合には錬金術師のサポートが必要である。
- 今作からある条件下で低確率で起こる練金事故により武器防具等の装備を9種類作成することが可能となった。
- ハイマスター以降、Lvアップにより高純度錬金のボーナスが少しずつ増加していく。
転職を行うとハイマスターの能力が失われてしまうため、レベルが上がるほど転職させづらい存在になっていく。
余裕があれば僧侶か魔術師を経由して出来る事を増やしておくのが吉。
もしくは専業の練金術師を一人酒場に待機させて教会の寄付で育成するという手もある。
- 結界を貫通し、必中で軽減されないゼオナダルの呪文は持久戦が展開される戦闘において切り札となる。錬金呪文+1の威力増加率は凄まじいため本職が使うと文字通り桁違いのダメージを出すことができる。
- エクストラスキルはどれも戦闘では使えない。三種の理も控えの錬金術師で代用可能。
メインで使うのであれば結婚システムや力のメダルを用いて「精霊契約」などの有用スキルを継承させることも視野に入れたい。
使用人 Maid†
いわゆるメイドさん。男なら執事というイメージが浮かびやすいかもしれない。(男性はfootmanやButler、女性はMaid)
なお、下働きを指す者と勘違いされがちだが、メイド長やハウスキーパーなどいわゆる屋敷の管理職も使用人である。
これも余談だが、純正のメイド服は正装でもある。
上記の通り屋敷の管理を任されている者も同じ服装であるし、パーティー会場にそのままの服装で入れる事、白黒基調の色合いで押して知るべしである
専用の使用人鞄に大量の医薬品(未鑑定でもOK)を積めこむことが可能で、
ターン終了/戦闘終了後に自動的にHP/状態異常を回復できるサポートよりの職。
高価な薬品で鞄を満たすだけの資金力が得られる終盤にこそ、その真価を発揮する。
お金のない序盤は節約のため、リカバーの発動するHP残量を低めにして緊急回復に徹するとよい。
- 転職条件
- 能力:信仰12 体力12/性別:制限なし/性格:制限なし
- 基本能力
- メイドリカバー:ターン終了時に回復アイテムを自動で使用。使用人自身が麻痺/石化/死亡している場合は発動しない。(他の状態異常でもなるか検証中)
対象は味方全員。1人につき1つずつ使用。残りHPが何%以下でHP回復薬を使用するか設定可能。
貯金箱:所持金を消費して、必中の物理攻撃をする。
ティータイム:紅茶葉を使って、MPやスキル使用回数を回復する。
(SP、巫の結界の能力、遊楽者のドロー成功率も回復する)
- ハイマスター能力(LV26)
- 物理攻撃UP:Lvに比例して物理攻撃の威力が上昇。
迷宮のお茶会:紅茶葉の効果がUP(全員のMPを2ずつ回復)。
- エクストラスキル:
- 食いしばり お邪魔タックル 料理 死体投げ 不思議な鞄 嗜虐の享楽 被虐の快楽
- 転職元適性:C
- 引き継ぐ物が何もない。
- 最終職適性:A
- お茶会やメイドリカバーは、パーティの生命線になりうる。呪文などよりもいち早く戦線を立て直せるのは使用人の特権。
- 無転職適性:B
- 多少の攻撃力はあるが、呪文無しだと汎用性に欠ける。なるべくなら他の呪文を覚えさせるなどして転職させたいところ。
ただし、中立のイノセント使用人には「記録のワンド」を呪われずに装備できるという特権があるため、イノセントも無意味ではない。
- 必要経験値
- 低い(レベル2になるのに必要な経験値:「960」)
- 魔法はまったく覚えないので転職元としては不向き。
- お金を消費してダメージを与える貯金箱を使えるが、コストパフォーマンスは非常によろしくない。
が、築き上げた巨万の富をブタさんに押し込みぶちまけた暁には最強の攻撃手段となりうる。かもしれない。
存在の加護がない場合の金遣いの荒さは凄まじいため、実際的には加護を手に入れてからようやく実戦に出せると思って良い。
- 仕様上長期探索に向いているが、戦闘は基本的に専門外である。
ただし、ハイマスター以降は攻撃力が上がったり、攻撃回数が増えたり、
それなりに強力な武器を装備できるという一面もある。盾の持てない軽戦士といった感じ。
拘りが無ければ、事前に魔法を覚えさせたり、特殊攻撃のできる(がある)種族で作るとよい。
- メイドさん御用達の専用武器として長射程のハイ枝切りバッシャー、おたま、フライパンなどがある。外見に似ずその性能は凶悪。
また、コラボアイテムのメイドの誇りも状態異常回復率が高く装備させて損はない。何より外見が素晴らしい。
- 今作でも存在の加護はまさに使用人のためにあるような加護である。無限メイドリカバーに無限お茶会。
加護の取得条件が若干厳しくなったものの、存在付きの使用人がいるだけでもはやそのパーティーはダンジョンで暮らせるレベル。
不思議な鞄持ちまでいれば、本当に街に帰る機会が激減する。