データ/種族

目次†

[Contents]

基本情報 初期種族 人間 エルフ ドワーフ ノーム ホビット(ホートルット) 魔傀儡(まくぐつ) ゴブリン フェアリー ワービースト ドラゴニュート デビリッシュ オーガ プリセットキャラ ユニークキャラ シグレット ソアラ ジェラ

基本情報†

• 前作と違い、すべての種族が初めから作成可能
• また、デコール神殿遺跡B2Fにて、特定種族の座で祈ることによって、種族を変えることが可能。
  • 魔傀儡への変更手段は、装飾品「ジオルーン」のSP解放のみ。
    ただ、装備制限が無いうえに「ジオルーン」はタルミート（ゆめのなか）が所持しているので、
    HM盗賊がいれば魔傀儡になるのは容易。
    
  • デビリッシュへの変更手段は、レア盾「魔翼」のSP解放のみ。
    装備できない職業も多いため注意が必要。
    

初期種族†

人間†

• 簡易評価
  
  • 説明にあるとおり、どんな職業も無難にこなせるバランスの取れた種族。
    • ただし、本家wizの影響か信仰だけは低い。
  • 主人公ポジションで使っている人も多いのではなかろうか。
    もっとも感情移入しやすいのが最大の強み？
    
    • しかし、職業適性の多様さの反面尖った長所は持ちにくい。
  • 一部クエストには、人間がいると受けられないものもある。
    
    • その一方で、クリア後ダンジョンでのミニイベントの対象種族でもある。
      これを受けると「楽器演奏」を習得できる。
      （性別：女、職業：君主のみ。転職すると消失するが、性格変更/性別変更/種族変更などはOK）
      
      
  • 種族専用装備は「水妖剣」。　イノセント状態、性格：善、性別：男 の戦士・神女・君主・侍が装備可能。
    
    • イノセント専用装備の割には、性能はかなり控えめ。
      ウンディーネ召喚中は性能向上するとはいえ、肝心の命中・攻撃回数が低いので実用性はかなり低い。
      
      
  • 作中の該当キャラはとても多く、ヒューマノイド型で丸耳な人物は大体がこの種族だと思っていい。
    ラグナスティア女王、コストー大臣、ロゼッタなど、おもにビステールに在住している。
    

エルフ†

• 簡易評価
  • 魔法職に向き、前衛職に向かないステータスを持つ種族。
    妙に気位が高く、トンガリ長耳イメージが強い。
    一般的ファンタジーでは『（排他的で美形揃いの）森の妖精』だが、
    エルミでは相当数が都会的・近代的な生活をしているので勘違いしないように。
    
    • しかし、力・体力・敏捷も低くはないので前衛職も無理ではない。
      だからといって「エルブンチェーン+1」を見越して、最序盤からエルフ侍などを登録するのは微妙。
      入手時期の兼ね合いも考慮すると、最初はドワーフやドラゴニュートなどで登録して、
      現物を入手できたらデコール神殿遺跡で種族変更するのがベターかと思われる。
      
  • ステータスの合計値は低いが、魔法抵抗力が若干高い。
    
    
  • 種族専用装備は「エルブンチェーン+1」。　戦士・僧侶・司教・狩人・神女・君主・侍・忍者が装備可能。
    
    • 特定イベント終了後（ゲーム中盤ごろ）は 購入できるようになる という手軽さのわりに、
      そのスペックは胴防具の中でも最強クラスというとんでもない軽鎧。
      「AC低下」を阻害する忍者には向かないが、上級鎧が軒並み残念性能な侍には最終装備候補となりうる。
      
      
  • 作中の該当キャラは、ルーベンブルグのソアラ、イスファルドのリーファやヴォルムス卿など。
    
    • 特に記述は無いが、ハレオラートもこの種族かもしれない。
      

      基礎能力	AC	腕力	知恵	信仰	体力	敏捷	幸運	合計
      	10	7	10	10	6	8	6	47
      呪文抵抗	魔術	僧侶	錬金	召喚	状態回復
      	25	25	25	100	30
      特殊抵抗	睡眠	猛毒	麻痺	沈黙	混乱	魅了	石化	首切り	ドレイン
      	15	15	15	15	15	15	15	15	15
      その他	経験値補正
      	普通

ドワーフ†

• 簡易評価
  
  • 酒樽のような体型と髭のイメージが強い、前衛向きステータスの種族。
    そのイメージに反して、今作では人間とほとんど差異がない容姿のキャラも登場。
    
    • 君主の素質は同時に神女の素質でもあるが、人によってはイメージが合わないかもしれない。
  • 前衛の適性は能力値の差からオーガ＆ドラゴニュートに劣ると思われがちだが、
    その分レベルが上がりやすい為、同等かそれ以上の強さを誇る。
    というか、最大HPを優先的に上げたいのなら最適の種族。
    
    
  • ユニークキャラのジェラが、ドワーフのイメージを根本から覆してしまったような気がしないでもない。

ノーム†

• 簡易評価
  
  • 信仰が高い僧侶向きステータスの種族。
    • 信仰の高さから僧侶系に向いているが、君主・神女としての素質はドワーフに一歩譲る。
  • ハルモニさんとワルモニさんはこの種族。
    エルフと比べて長耳が垂れ気味なのがポイント。
    
    • 記述が無いので断定はできないが、セムナドクのメルセンヌ大司教、ガンドラ鉱山のタルミートなども似通った外見的特徴を持つ。
      

ホビット(ホートルット)†

• 簡易評価
  
  • 盗賊になる為に存在すると言っても過言ではない、陽気で小柄な種族。
    • その適性は、AC以外ではフェアリーをも凌ぐ。
      「敏捷」はやや劣るため罠感知・解除では一歩譲るが、
      「幸運」の高さのおかげで失敗時の緊急回避を高確率で成功させる。
      これに成長速度の早さが加わることもあって、冒険中の安定感は抜群に高い。
      
  • 経験値補正の無い種族の中では最も足が速く、特に種族特有の装備制限もないため
    魔法を覚えきった後の魔法職用種族として優秀。
    
    
  • 3DS版では、権利の都合からホートルットに改名されている。
    小人系の亜人の扱いには、どこの創作業者も難儀しているようだ……。
    ビホルダーみたく上手くネタにされなければ、やがて元ネタの存在自体が忘れ去られることだろう。
    
    
  • 作中で明言されてる該当キャラは特にいない。
    ひょっとしたら、セムナドクのナミーナがこの種族かも。
    

魔傀儡(まくぐつ)†

• 簡易評価
  
  • いわゆるところのアンドロイドやオートマータ。
    同じ錬金術の産物とはいえ、ホムンクルスなどよりも無機質的な要素が強め。
    
    • とはいえ、コアユニットである「ジオルーン」のおかげで、生物同様の新陳代謝や生理現象を可能としている。
      （結婚・子作りに関しても特に問題無いようだ）
      ただ、これは神意を介してない人造的な新種族創造なので、いずれは神域からの干渉があるかもしれない……。
      

• そんな設定ゆえか、デコール神殿遺跡での種族変更の対象外だったり。
  後天的に魔傀儡になりたいのなら「ジオルーン」をSP解放しよう。
  • 「ジオルーン」に装備制限は無いので、どの種族/性別/性格/職業でも無問題。
    
    
• 基本ステータスは最悪だが、呪文抵抗が優秀な種族。
  その一方で属性防御・特殊抵抗は並程度なので、打たれ弱さもあって無茶な運用は禁物。
  また関連項目との相性から、「盗賊技能」があったとしても迂闊に罠感知＆解除をさせると非常に危険。
  
  • 所持品を極力抑えたい盗賊には不向き、というのが何とも皮肉。
    まぁ戦闘面に関しては、ステータスよりLv補正の方が強力なので愛があればなんとか。
    装備品に関しての制限は人間などとほぼ同じ。
    

• 低HP＆高ACと引き換えに優れた呪文抵抗を得られるので、闘士なら欠点同士を補い合うことが可能。
  また、巫の装備品圧縮狙いとして使えなくもない。
  　（どちらも能力値的に転職条件を満たすのが、やや厳しいところだが）
  ただし「異常回復率の低さ」には要注意。
  最序盤から使いたいのなら、鍛治錬金で少しでもカバーしておきたい。
  
  • 忍者だと転職条件の厳しさに加えて、最大HPがかなり伸び悩むので不向き。
    

• フェアリーと同様に「体力」が低いため、宿屋ロストには十分に注意を。
  また取り得が呪文抵抗のみなため、錬金術師が高レベルになると相対的に魅力が乏しくなるのが惜しまれる。
  だからといって「錬金術で後付け魔改造したい！」という要望は如何なものか……。
  
  
• ゲーム中のキャラでは、ガンドラ鉱山のトリスとじぇらたんが該当。
  この2人ははっきりとした人型だが、
  顔アイコンには「どう見てもカカシ」や「ハロウィンの仮装そのもの」といった変なモノも……。
  

ゴブリン†

• 簡易評価
  
  • 変な色の肌をしている小柄な種族。
    特別長寿というわけではないが、保守的な性質もあって古来からの伝統・文化を今なお色濃く受け継いでいるため、
    他種族では時の流れで失伝してしまった歴史・神話などに詳しい一面を持つ。
    というか、そんなに薄情でいいのか原始五種族（特にエルフとノーム）。
    
    • 意外なことに魔法職や盗賊向けのステータスが高い。
      知恵・信仰・敏捷・幸運と後衛職に欠かせない能力が軒並み高め。
      地味に、基本7種族から原始五種族を除いた中では、このゴブリンが最速（敏捷の最大値21）だったり。
      　（フェアリー/ワービーストは上級5種族、ホビットは原始五種族で、それぞれ若干のデメリットがある）
      「オールドエイム」の被害を減らしつつ、素早い高成長キャラにしたいならこれに決まり！
      
  • 人間・エルフと同様な使い勝手の良さが売り。中でも足が速く使いやすい。
    魔術師にも僧侶にも錬金術師にも向くが、呪文を覚えきった後はホビットに対する優位点がないという欠点がある。
    
    • ただしホビットと違って、こちらは「オールドエイム」の対象外。
      この事は有利にも不利にも働く。
      【有利】：「オールドエイム」の被害が少なくて済む。
      【不利】：必須イベントである、デコール神殿遺跡での種族登録を突破できない。
      
      
  • 種族専用装備は「退教のメイス」。　性格：中立 の僧侶・司教・巫・神女・君主が装備可能。
    
    • 意外かもしれないが、巫のメイン武器としては最強クラス。
      ただ職業イメージを重視するプレイヤーだと「舞刀」や「夜叉姫」を選ぶことが多いかも。
      
      
  • 作中の該当キャラは、バロックフォートのゴブリンプリンスことモンタナ。
    モンスター図鑑では「獣人」扱いされてるが、こう見えて結構賢くて腕も立つんですよ？
    

フェアリー†

• 簡易評価
  
  • 圧倒的な素早さを誇る事から、ホビットと並んで盗賊に向いている種族。
    • 体力の初期値が5と低いため、蘇生失敗・宿屋ロストには注意。
      
  • 他の種族よりACが5も低いという特徴があるが、装備品の制限が全種族で最もキツい。
    また腕力が低い(＝命中が低い)ため、前衛職は厳しいか？
    • 装備品に関しては、基本的に他の種族とは兼用できないと考えたほうがいい。
      そのくらい別格の存在。
      　（ただしモンスター装備ならその傾向は控えめ）
      武器だと、剣/槍/斧/金槌/メイス/棍棒のほとんどがNG。
      防具だと、盾/小手/ブーツがほぼ全滅で、帽子/ローブくらいしか装備できない。
      

• 知力・信仰にも秀でている為、魔法職にも向いている。
  後衛用の装備にはあまり制限がなく、「あさがおの服」という強力な専用装備も持つ。
  　（ただし【AC低下：無効】）
  
  • AC-3＆倍打つきのサブ武器「マーキスナイフ」もかなり強力。
    盗賊が最も好相性か？
    　（射程解除しづらいのが難点ではあるが）
    
• 敏捷の最大値が24もあり、大抵の場合において多くの敵に先制出来る。　補助要員としても優秀。
  
  • プレイヤーが選べる種族としては最速。
    ただし、ピクニッカー（敏捷25）に対してはさすがに遅れを取ることが多い。
    
    

• 実用性重視プレイヤーからは敬遠されがちな種族。
  防具の種族制限はまだしも、武器の種族制限は戦闘力に直結してるため苦悩することに・・・。
  また種族制限解除にかかる錬度や、使う鉱石の種類などにも悩まされる事になる。
  ついでに、体力が低いので最大HPも伸び悩む。
  あれ？　これだとオーガのほうがまだマシなんじゃね？
  • おまけに上級種族ゆえにレベル上限が低めのため
    最終的には「物理攻撃威力UP」や「呪文威力UP」といったスキルにも影響が出てしまう。
    　（デコール神殿遺跡の種族変更で、レベル上限の変改突破はできなくもないが）
    低ACの極限に挑むプレイヤーには必須なのだろうが・・・。
    
• 経験値補正がかかる種族全てに言える事だが、上級職になるとかなり成長が遅くなるので注意。
  
  
• ゲーム中のキャラでは、イスファルドのルネアや、セムナドクのクアシモンが該当。
  超高齢のフェアリー（男）は世にも珍しい。誰得ではあるが。
  

ワービースト†

• 簡易評価
  • 幸運が低い事以外は平均以上のステータスを持つ、万能な種族。
  • また、デフォルトで攻撃に猛毒の追加効果がつく。
    • 狩人になると、自前の猛毒に追撃という事も可能。
  • 銀製品の装備を装備すると呪われるが、銀装備はそう多くはないのであまり気にしなくてもいいだろう。
    • 該当するのは「銀のレイピア」「羊の銀杓」「白銀の弓」「銀のティアラ」「銀の靴」など。
      「白銀の胸当て」は例外。他に「プラチナスリッパ」やミスリル装備は、特に問題無く装備可能。
      
  • 経験値補正がかかる種族全てに言える事だが、上級職になるとかなり成長が遅くなるので注意。
    
    
  • 作中の該当キャラはミューズ……、でいいのだろうか？
    
    • なおモンスター図鑑での分類は「獣人」ではなく「盗賊」だったり。
      

ドラゴニュート†

• 簡易評価
  
  • 身一つでブレスを使える唯一の種族で、前衛職に適性があるステータスを持つ。
    
    • なおブレスはスキルとは別枠の特殊能力なので、
      ノーマルスキル4つ持ちの職業（司教/遊楽者/巫/忍者）でも影響は無い。
      
  • 原典wizをご存知なら、最序盤からブレスを使えることがどれほど便利なのか解るはず。
    このため他の11種族とは別格の強さを誇る。　正直言って公式チートな種族。
    　（「霊対策にもなりうる」・「無償で」・「揺れ幅の少ない強力な」・「必中の」・「範囲攻撃」 という時点で色々とおかしい）
    「竜皇剣」を人数分調達できるまでは、本当に圧倒的性能。
    
    • ただし、ステータス合計値は低め。
      とはいえ、高い腕力・体力を持つためそれほど困らないだろう。
      　（盗賊系への起用は避けたほうが無難だが）
      また初期状態の炎ブレスは、敵を見ただけでも有効・無効が判りやすいという利点もある。
      
      
  • ブレスの仕様
    • 前列の敵一体に使用者の現在HPの約1/2のダメージ。威力上限あり。
      基本的に必中でACや呪文抵抗で回避されない。（例外は「隠れる」状態と僧侶呪文サイブレス）
      
    • 威力上限は属性ブレスが最大200ダメージ前後、状態異常ブレスが最大150ダメージ前後。
      
    • 戦闘中2回目以降使用するたびに威力が半減していく。戦闘終了で元に戻る。
    • 初期は炎のブレスだが、今作でも逆鱗のSPを使う事でブレスの属性を変更可能。
      同時に錬金呪文パムデウンでの属性も変わる。
      
    • ブレスの属性は、【炎/氷/雷/神聖/暗黒】の属性ブレスと、
      【睡眠/猛毒/麻痺/沈黙/混乱/魅了/石化/死】の異常ブレスがある。
      「恐怖」や「ドレイン」のブレスは存在しない。
      
    • 属性ブレスに関しては属性攻撃の影響を受ける。（初期の炎のブレスなら炎属性攻撃を上げることによって威力が上がる。）
      これにより序盤から高い威力を出せるのが魅力だが、敵の属性耐性次第で軽減・吸収・反射されてしまう。
      どれほど属性攻撃を上げても威力上限は超えられないので、終盤は文字通りの火力不足に。
      
    • 各状態異常のブレスは、属性付きのブレスよりダメージが少ないかわりに状態異常が付いている。
      また無属性のため無効や軽減される事は無い。（対抗手段は僧侶呪文サイブレスのみ）
      難点は威力強化の手段が「HPの上昇」しか無いため、終盤までは火力不足に悩まされること。
      
    • 状態異常ブレスの異常付加率は「装備の特殊発動率の1/2」が適用される為、装備や錬金での強化が重要に。
      特殊発動率が0％の場合はダメージのみになる。
      なお1％でも発動率があれば、遊楽者のタロット「吊るされた男」で特殊発動を確実化させる事が可能。
      デメリットもあるので安易に用いるのは危険だが、養殖稼ぎなどで上手く使えば稼ぎ効率が跳ね上がる。
      
    • Lv1時点では【対象：前列単体】だが、Lv8以降は【対象：敵前列】に変わる。
      ちなみに前列で使おうが後列から使おうが、対象は敵前列のみで2列目以降に届く事は無い。
      これはモンスターが使う場合でも同様なので要注意！
      
      
  • 基本的に現在HPが高いほどブレスが強くなる為、戦士との相性が特に良い。
    ただし被弾による威力低下には注意。
    HP高補正の職業という点では闘士も該当するが、成長の遅さで若干差がついてしまう。
    
    • ただし属性ブレスなら威力の底上げが容易なので、転職の点に目を瞑ればどの職業でも活躍が見込める。
      実際に6人がかりでのブレス攻撃は、中盤以降の敵にすら通用するほどの驚異的な火力となりうる。
      
  • 知力・信仰は低いが、ブレスの使える魔法職という選択肢も悪くない。
    実際のところ、魔法職なら上位の魔印装備で属性ブレスの威力アップが狙いやすい。
    レベルアップが早め・HPもそこそこ高い・+2魔印まで装備可能な、僧侶は特に好相性。
    
    • 特に召喚師の場合は、手持ち無沙汰な時間を潰せる事、敏捷の低さから行動が遅くなる事などもあって相性がいい。
      ただしDS版だと行動順指定ができるため、
      「攻撃手段の確保」と「契約にも影響する成長速度」のどちらかを犠牲にする事となる。
      
  • 経験値補正がかかる種族全てに言える事だが、上級職になるとかなり成長が遅くなるので注意。
    
    
  • 作中での該当人物は、イスファルドのロンデルギウスくらい。
    まぁ、外見からしてこんなにも濃ゆいキャラは1人で充分とも言えるが。
    

デビリッシュ†

• 簡易評価
  
  • いわゆるハーフデビルや半魔人で、信仰以外は軒並み高めの万能な種族。
    • 結婚後の子供キャラは50％の確立でこれになる。
      　（残り50％は親キャラの種族。親がデビリッシュなら、子供はデビリッシュ確定）
      種族設定がアレなので勘違いしやすいが、訓練所で登録すれば普通にイノセント状態なので心配は無用。
      
  • 最大の特徴は 呪われた装備を「呪い」なしで装備できる こと。
    最終装備が専らモンスター装備である 戦士/狩人/闘士 などとの適正が特に高い。
    　（最大レベルの点で一見して不利に見えるが、アイテム転職によるレベル上限突破である程度解消できる）
    
    • ただし種族制限上「光の魔印」系や神聖武具は装備できないため、僧侶/司教/巫/神女などには向かない。
      手馴れたプレイヤーにとっては、最序盤のお供である
      「ルゲイエの傘」「ユニコーンの角」を装備できないのが、地味に厳しかったりも。
      　（※あくまで「種族制限」なので鍛治錬金で補えなくもないが、必要錬度がかなりキツい）
      
  • 呪い無効の最大の利点は 鍛治錬金での選択肢が飛躍的に増すこと 。
    「モンスター武器＋ドヴェル軟鋼」で特殊発動強化とダメージ増加を両立させたりできる。
    また「死の指輪」の首切り抵抗を強化したい場合だと
    使用鉱石の種類が増えるうえに解呪ぶんの錬度を上乗せできたり、と色々便利。
    　（魔蒼石のみ　⇒　ドヴェル軟鋼、魔蒼石、三層オラート）
    他に、呪い＆性別制限が厄介すぎて通常なら極端に使いづらい
    「軍旗・わさび」や「闇の帝王学」なども格段に扱いやすくなる。
    
    • 余談になるが、実はPキャロン装備一式が装備不可（イベントでの強制装備は例外的措置）だったり。
      あの拘束具でしかないゴミ以下装備のどこに神聖的な要素が……？
  • デコール神殿遺跡ではデビリッシュに種族変更することはできない。
    途中からデビリッシュになりたいなら、「魔翼」SP解放しか手段は無い。
    
    • 魔傀儡の「ジオルーン」と違い、こちらは職業制限があるので要注意。
      
  • 種族専用装備は「ハーズクリスタル」。　性別：女、性格：悪 の君主のみが装備可能。
    貴重品の「ハーズ・クリスタル」とは別物なので勘違いしないように。
    
    • 装飾品でAC-5は珍しいが、他の利点は無いので使い勝手は微妙。
      むしろ意味深な名称・設定・背景から、プレイヤーの妄想を膨らせるためのフレーバー要素だったり。
  • 経験値補正がかかる種族全てに言える事だが、上級職になるとかなり成長が遅くなるので注意。
    
    
  • ゲーム中のキャラでは、ビステールのベルテが該当。
    　（一見して牛系のワービーストっぽく見えるが、モンスター図鑑の解説文にはデビリッシュと明記されてある）
    

オーガ†

• 簡易評価
  
  • 他の種族を遙かに凌ぐ腕力＆体力を誇る前衛職のスペシャリスト。
    基礎能力値そのものが高いので、中級職や上級職になるための条件を満たしやすい。
    
    • 敏捷・幸運が幾分か低めなものの、信仰は低くはなく神女・君主にも向いている。
  • 状態異常からの回復は早いものの、呪文抵抗が最低なので、装備などで補強してやりたい。
    • この事から、鍛治錬金がままならない序盤～中盤にこそ活躍が期待できるとも言える。
      （呪文抵抗なら「ユニコーンの角」などで補うこともできるが、異常回復率は鍛治錬金でしか補強できないため）
      混乱や魅了がPT全滅の脅威になりうる狩人・闘士と好相性か？
      
  • 突き詰めて考えると「究極的には最弱と言ってもいい種族」で
    特徴とゲームシステムが悪い意味でしか噛み合っておらず、まだしも魔傀儡のほうがマシに見えるほど。
    ただでさえ成長が遅いのに、デビリッシュのような際立った利点や
    ワービーストおよびドラゴニュートのような固有能力が無いのはかなり痛い。
    （最大HPの増強用として使うにしても、ドワーフの存在が…… ）
    
    • そのくせ、必須イベントであるデコール神殿遺跡の攻略には 絶対必要 となるのが何とも悩ましいところ。
      「空間の加護」をつけてLv1ウルマクル闘士にするのがベターか。
      
      
  • 経験値補正がかかる種族全てに言える事だが、上級職になるとかなり成長が遅くなるので注意。

プリセットキャラ†

エルミシリーズ恒例の
ゲーム開始時の時点で訓練所に登録されている10名の勇士たち。
基本的に 属性：善or中立 で構成された連中。

職業ごとの初期装備と所持金200.GPは通常作成キャラと同様。
ユニークキャラと違って特殊な能力などは持ち合わせていないし、
ゲーム中でその人物設定・背景などが掘り下げられることも無い。

総じて初期Lv4（3800.EP）なので新規に訓練所で登録したLv1キャラよりは若干強い……が、
キャラメイク型RPGにおいて彼らのような存在は、大抵の場合において煙たがられてしまうのが何とも不憫。
（特にエルミ2DSはキャラ登録数上限：22名と少ないのに、半分近い枠を占領しているため尚更…… ）

習得呪文などからでは一見分からないが、侍の可之介・巫のFujiyamaのみ転職済みで
他のキャラは全て未転職（イノセント）状態。
（イノセントマントで確認）

「次代の書」入力後は、全員に先代キャラを示すEマークが付与される。


・グレイス/グレイス　　　ドワーフ/男/善/25歳　　16/8/12/14/9/10　死亡1/打倒45　HP：35/戦士
・アルナ/アルナ　　　　　ノーム/女/善/20歳　　　12/11/14/12/8/10　死亡0/打倒13　HP:18/僧侶　
　　※僧侶呪文Lv2（4/2）習得済み
・可之助/かのすけ　　　　人間/男/中立/19歳　　　13/12/7/16/15/12　死亡3/打倒231　HP:26/侍　
　　※魔術呪文Lv1（3）習得済み
・メメ☆スタンピー/メメ　ホビット/女/中立/17歳　12/10/8/10/14/18　死亡0/打倒20　HP:20/盗賊
・Green/Green　　　　　エルフ/男/善/36歳　　　10/18/17/10/9/11　死亡1/打倒29　HP:14/司教　
　　※魔術呪文Lv1（4）、僧侶呪文Lv1（1）習得済み

・フロイラ/フロイラ　　　　　エルフ/女/善/23歳　　　　　11/17/13/11/11/7　死亡0/打倒24　HP:14/魔術師　
　　※魔術呪文Lv2（4/2）習得済み
・ガーヴェオン/ガーヴェオン　ワービースト/男/中立/25歳　10/15/11/13/14/13　死亡2/打倒21　HP:11/錬金術師　
　　※錬金呪文Lv2（4/2）習得済み
・コモン/コモン　　　　　　　ノーム/男/中立/21歳　　　　7/10/11/12/7/14　死亡0/打倒31　　HP:15/遊楽者　
　　※魔術呪文Lv1（3）習得済み
・Fujiyama/Fuji　　　　　　人間/女/善/44歳　　　　　　7/12/15/8/12/9　死亡1/打倒452　　HP:11/巫
・ヒヨラー/ヒヨラー　　　　　人間/男/善/14歳　　　　　　8/11/9/10/8/15　死亡0/打倒29　　HP:14/召喚師　
　　※召喚呪文Lv1（4：スライム）習得済み

ユニークキャラ†

(加入条件イベントNo順です)

特定のイベントをこなすと訓練所に登録されます。
訓練所での削除・登録場所の変更・顔アイコンの変更は出来ません。
複数職の技能を所有しているキャラクターもいます。
（訓練所での職業変更は不可能。
　アイテム転職は可能ですが、その際にキャラクター特有の技能は失われます）
イノセントシリーズは通常キャラと同じく転職前、またはアイテムによる転職ならば装備可能です。

うっかりロストさせても次周で再度イベントをこなせば、ロスト前のステータスで戻ってきます。

シグレット†

加入条件:イベントNo.16「廃教会の気配」をクリアすると訓練所に登録。

• 初期能力値は 12/11/17/16/17/9 で、【信仰】が既に種族限界値。
  
• 僧侶呪文を全習得済み（3/3/3/3/3/3/3）
  
• 本来ならハイマスタースキルである「御霊解放」が、通常スキル欄で初期習得済み。
  

雑感

• 「呪文威力UP」が無いが、蘇生呪文やフィリードには関係ないのであまり気にならない。
  2ndパーティーを作らない場合、うっかりミスで全滅した時に
  シグレット＆ソアラのコンビで救出させると便利。
  (ティオメンテで移動しダンジョン内で合流、蘇生魔法をかけた後に再合流させるとその場から復帰できる)
  
  • 何だかんだで忍者なので「光の魔印」系は無印（神聖100％）しか装備できない。
    回復呪文の強化をしたいなら「ユニコーンの角」（神聖200％）を装備させよう。
    
• DS版ではバグで「闇討ち」に奇襲防止がついているので、探索時や道場での奇襲防止役として運用可能。
  
  
• 忍者の面影があるのは「首切り率上昇」くらいで
  僧侶呪文（全習得）や「霊体攻撃」のように、どちらかと言えば神女のような使い勝手となっている。
  なお シグレットの「ディスペル」「御霊解放」は何故か成功率5％固定 で、ほとんど機能しないので注意。
  （アイテム転職させると職業本来の使い勝手に戻るが、同時に独特なスキル構成も失われてしまう）
  
  • 余談になるが、ゆめのなかで対峙する場合は特徴がまるで異なる。
    「首切り率上昇」が「霊体攻撃」に置き換わっている以外は普通の忍者で、
    【信仰：23】もあり「盗賊技能」「AC低下」なども持ち合わせている。
    （普通、人間の【信仰】は多種族よりも低い）
    ソアラやジェラと違って、この大きな差異はいったい何なのだろうか……？
• 本来なら「AC低下」を阻害してしまうため忍者には不向きである
  「烏天狗」「ユニコーンの角」、「月の羽衣」「ハニーメイル」、「魔力の手袋」「レースの手袋」、「フォレストウォーカー」や
  「イノセントマント」「トナフェルの尻尾」「印籠」「死の指輪」などで
  ノーマル忍者との差別化を図るのが無難だろう。
  他に、デコール神殿遺跡でエルフに種族変更して「エルブンチェーン+1」を装備させてもいい。
  
  • あるいは、HMまで育成してから道場での死体忍者役を担当させるか……
    （自動隠れるのメッセージが無くなるぶん、普通の忍者よりも若干効率が良くなる）
    
• 地味に「盗賊技能」が無いため、「隠れる」ことができない点は注意が必要。
  当然ながら宝箱の罠感知/解除も不得手。
  

ソアラ†

加入条件:イベントNo.17 「ホントは仲良し」をクリアすると訓練所に登録

• 魔術師呪文を全習得済み（9/9/9/9/9/9/4）
  

雑感

• 能力的には普通に作った魔術師とかわらない。
  ただし、本来なら種族制限で装備不可能な「トリックロッド」を装備しており、
  どういうわけか「チョココロネ」を16個所持している（9+7の2枠ではなく、1枠に収めきってある）あたりが
  ユニークキャラらしいイレギュラー的な持ち味。
  
  • なお「チョココロネ」16個（実際には個数表示なし）はかなり不安定な存在。
    本来は回復アイテムなのに何故かアイテム使用はできず、ルネア商店で追加購入すると16個→1個に減ってしまう。
    また16個の状態のまま売却すると、登録こそされるが在庫は1個も増えないという意味不明な結果になる。
    
    • これを回避したい場合は、アイテム受け渡しを経て15個と1個に分けてから売却すると解決できる。
      なお15個以下の状態なら普通にアイテム使用できるようになる。
      
• 2ndパーティーを作らない場合、うっかりミスで全滅した時に
  シグレット＆ソアラのコンビで救出させることができて便利。
  (ティオメンテで移動しダンジョン内で合流、蘇生魔法をかけた後に再合流させるとその場から復帰できる。PT人数にもよるが)
  
  
• キャラ特性が無いも同然なので、本気で育成するなら種族変更＆アイテム転職を活用したほうがいい。
  シグレット＆ジェラとの兼ね合いを考慮するなら、最終的な職業は司教や君主が良いのでは？
  
  • ユニークキャラ3人の趣きを揃えたいのであれば
    忍者・侍と同様、東方起源の巫へとメダル転職させるのも悪くはない。
    なお、その場合もルーベンブルグでのNPC参入時は普通に魔術師扱いなので一安心？
    

ジェラ†

条件:イベントNo.47「想いは遥か東方の国」をクリアすると訓練所に登録。

• 登録時に全ての魔術師呪文を習得済み。(9/9/9/9/9/9/9)
  
  

• 「分解」はともかく「鍛冶」は錬度UPが無いため殆ど役に立たない。
  
  • なお錬金術師と違って「錬金」（合成錬金）はできない点にも注意が必要。
    
• 「魔術師呪文」は通常の侍同様、威力がショボいのでストーマやティオメンテ専門になりがち。
  まぁ緊急時にウルマクルが使えるのはそれなりにありがたいのだが。
  また「メイン武器二刀流」も無いため色々と中途半端。
  
  • さらに周回毎に仲間に加えるためには、毎回レアアイテムが必要。
    ※仲間にした周は装備を剥ぎ取れるが、その次の周で仲間にした時は前の周の最終装備状態を引き継ぐ為。
    (＝何も装備させないまま周回し、次周で仲間にすると何も装備していない)。
    
    

• そして(一部の人にとって)最大の試練は｢ついている｣こと。
  （当然ながら「ふんどし」を普通に装備可能だし、男性用の刀である「困り弁天・荒御前」も装備可能）
  「とりかへばや物語」を使って外見相応にしてあげる？　それともあるがままを受け止める？
  
  • 余談になるが、同居人であるじぇらたんの性別は「女」である（モンスター図鑑参照）。
    ……2人の関係を追究するのは野暮というものだろう。