'''美しきフィーナス・ラーデ。'''~ '''大地の女神「フィオナ」と「八つの神具」の祭られた、'''~ '''「聖礎コントラキオ」を有す、加護の大地。''' '''繁栄のビステール。'''~ '''フィオナの神官、女王「ラグナスティア」の治める城塞都市。''' '''人々が平和に暮らす安住の楽園。'''~ '''しかし、ある日、女王の夢にフィオナが現れる。''' '''聖礎コントラキオに現れた太古の邪霊、'''~ '''侵食されるフィーナス・ラーデ。''' '''霧散する八つの神具と女神の証・・・''' '''女王はその内容に戦慄を覚える。'''~ '''そして、夢に呼応するように、数を増す闇の眷属たち。'''~ '''各地に異変が起こり始める。''' '''「このままでは・・・」''' '''女王の疑念は、確信へと変わる。''' '''聖礎コントラキオに何度も軍を送るが、兵は戻らない。'''~ '''得られたものは不安、広がるのは噂。''' '''しかし、ある日、半死半生の兵がたった一人、'''~ '''ビステールに帰還する。''' '''そして、恐れていたことが現実となる。''' '''「コントラキオに・・・、'''~ '''コントラキオにフィオナ様の名前が無い・・・」''' '''それはフィーナス・ラーデ終焉の告知。''' '''大地は邪霊に奪われ、世界は闇に覆われる。''' '''「八つの神具・・・」'''~ '''ふと、女王の口をついて出る救世の言葉。'''~ '''それは、王家に伝わる古い言い伝え。'''~ '''・・・聖礎に名を刻むのならば、'''~ '''八つの神具を集めなければならない・・・''' '''女王は決断する。''' '''「民よ、軍よ、冒険者よ、八つの神具を集めなさい。'''~ '''聖礎コントラキオに再び女神の名を刻むのです。'''~ '''さすれば、その者の願いの全てを叶えましょう。」''' '''それは、優しき女王の、僅かな希望。''' '''そしてビステールの城門は開かれる。'''~ '''様々な思惑を抱き、重々しい音とともに・・・'''